スーパーでもらってきた段ボール。
切り込みを少しだけ入れて、子どもが乗れる舟を作ってみたら好評でした。
側面の下部分をたてに切り、上部分は折り目用の傷をつけます。
ひっぱると下のような舟ができます。
周囲に紙やカラーの布テープを貼るとさらに舟らしくなります。
ごきげんで乗り込む子どもたち。虎も乗っています。
スーパーでもらってきた段ボール。
切り込みを少しだけ入れて、子どもが乗れる舟を作ってみたら好評でした。
側面の下部分をたてに切り、上部分は折り目用の傷をつけます。
ひっぱると下のような舟ができます。
周囲に紙やカラーの布テープを貼るとさらに舟らしくなります。
ごきげんで乗り込む子どもたち。虎も乗っています。
2歳児さんたちが、とても満足する工作です。
とんがったえんぴつで紙コップの底に穴をあけます。
上から力を入れるだけで穴があくので、これができるようになった2歳の子たちはコップの底にたくさん穴をあけたがります。
コップに水を入れると、雨が降ってきますよ。
<2歳児さんの発見>
2歳のAくんが作った雨降らし機で遊んでいた時のこと、Aくんがコップを水の中に沈めようとしました。すると、コップ内の穴から水が、噴き上がってきました。
「噴水!」Aくんがうれしそうに声をあげました。
そうして遊んだあとで、紙コップに自分でしゃぼん玉を膨らませてもらいます。
<遊び方>
1. しゃぼん玉液(台所洗剤を少しだけ溶かした水かせっけん水)に、穴をあけた紙コップの底をつけます。
2. ボウルなどに水を入れて、底にしゃぼん玉液をつけた紙コップを、写真のように逆さにした状態でつけていきます。
3. 水に空気が押されてしゃぼん玉が膨らみます。
不思議で楽しい実験です。
幼い子たちといっしょにする工作で気をつけるポイントを紹介します。
一番大事なのは、大人の満足のための工作にしないということです。
子どもが美しい出来栄えに気を配って作品を作るようになるのは、さまざまな段階を経た後です。
最初は、「切る」という楽しさや「切る」ことで可能になることに気づくこと、「貼る」ことでできることや「貼る」方法に気づくこと、などが重要です。
そのため、出来栄えに気を配らず、作りをできるだけシンプルにして、子どもの気づきをうながすようにしています。
たとえば、こんな工作があります。
箱をふたつ貼りつけただけの「パクパクさん」「こわいこわいガブガブするワニ」といった工作は、1~3歳の子たちを夢中にさせます。
手動なので、1箇所にテープを貼れば、できあがり。口を開いたり閉じたりして、相手の手をかじる真似をして遊びます。
幼い子たちには、セロテープよりも養生テープや布テープがお勧めです。手で切ることができるし、1箇所貼ると、しっかりつながるからです。
ティッシュ箱にラップの芯を貼っただけの「滑り台」↓
こうした1手順で出来上がる工作は、幼い子たちに次から自分で作ってみようとする態度を育てます。
大人にしたら、「これが工作?」と思うものも、子どもにとって、材料を選び、貼る場所を考え、自分で道具を扱うのは難しいものです。
もし上手に作れるようになったら、パクパクさせる人形にゴムを付けて、手を離すと開けた口が閉まるようにしたり、滑り台に色画用紙を貼ったり、仕掛けをつけたりします。
サンテグジュペリの『星の王子さま』は、「子ども時代、何度か読んだことがあるけれど、当時はよく意味がわかっていなかったな~、今だと心の深い部分でしっくりするな~」と感じる童話のひとつです。
とっても簡単で、子どもが熱中する工作を考えてみました。
紙コップに毛糸を上のようにセロテープでつけて巻いていきます。
コップのふちまで巻いたらテープでとめます。
顔を描いたら、人形のできあがり。
ひもを巻く作業が、子どもたちの心を集中に誘うようです。
目を描いたり、耳をつけたらできあがり。
小さい子が熱中する工作を、虹色オンライン算数教室でも紹介しています。
教室で見かける2歳児の姿のページ(どなたでもご覧いただけます)に、2歳児さんの喜ぶ数遊びや工作をのせています。
よろしければのぞいてみてくださいね。
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<おまけ>1 算数タイムの様子です。20より大きな数について学び中。
<おまけ>2
小学2年生のAちゃんが作ったテントです。(こうした工作は見本なしに子どもが自分で工夫して作っています)
家族でキャンプに行っているそうです。
小学2年生のAくんとBくんのレッスンで。
Aくんの小5のお兄ちゃんにも手伝ってもらって、スーパーヨットを作っていました。大きなサイズのものを作っていくプロセスは、見ているだけでワクワクします。
今日の算数は、スーパーエリート問題集を使って学びました。
↓のような文章題と図形や計算の問題にチャレンジしました。
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①長さが8cmの紙テープ4本と、長さが10cmの紙テープ2本を2cmかさねて(のりしろが2cm)つなぎました。紙テープの はしから はしまで 何cmになりますか。
②たろうくんは ある日の 午前8時30分から40分間 べんきょうすると 10分 休けいを とる ことにしました。3回目の べんきょうが おわったところで、この日の問題はおわりました。
3回目のべんきょうがおわったのは、何時何分ですか?
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Bくんは全て自分の力で解き終えて、正解。「もっと問題を解きたい!」と頼もしいことを言っていました。
Aくんは、私と一緒に図を書きながら、最後まで問題を解き切りました。
1~3歳の子が楽しめる工作を紹介します。
このくらいの年の子はひたすら紙をまっすぐに切っていきますよね。
そうして切った長い紙を、切込みを入れた紙に写真のように通します。
目鼻をつけると、髪の毛になります。
「さんぱつ屋さんごっこ」です。
髪がどんどん伸びてきますから、自由にはさみで切ってくださいね。
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読者の方から、こんなアレンジで楽しんだというお話がありました。
梨や桃などを包んでいる網状の緩衝材を1本、1本、ピリピリはがして遊んでいた3歳の女の子。
紙に顔を描いて貼り付けて、「さんぱつ屋さんごっこ」をしたそうです。
ハサミで切ると、サクッ、パツンと心地よく切れるそうです。
<関連記事>
★いろんなものが作れます >>1~2歳児にピッタリな紙皿工作
★子どもとの工作をぐっと楽しくする小ワザ >>工作を楽しくするアイディア
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学ぶことが好きになる工作遊び
1歳から小学生まで、簡単に、楽しく♪学ぶ力を育む工作を紹介しています。
このしかけ、先日、デュプロブロックと工作で幼い子たちでも簡単に作れるような「お金を投入するとお菓子が出てくる『自動販売機』のしかけ」を考えていた時、息子がアイデアを出してくれたものです。
この頃、うちの子たちもわたしもそれぞれが忙しくて、会話をする機会があまりないのですが、こうした物作りで試行錯誤していると、誰かしら寄ってきて、「こうしたら?」「ああしたら?」とアドバイスをくれることがよくあるのです。
写真は子どもにわかりやすくするための基本の基本のしかけなのですが、お金が左のコップの中に入ると、てんびんが傾いて、もう一方の切り込みを入れてある方のコップが傾いて、お菓子が落ちるようになっています。
作ってもらっている間、わたしは息子に向かって、こんなことを言いました。
「テレビで定規を使って線を引いて言葉を目で見えるイメージに変換する方法を教えている小学校を取り上げててね、そうすると、割合の問題にミスが減って、総合テストだったかの点数がとても伸びたらしいのよ。
確かに実際に、手を使って、目で見える形にアウトプットする力を養うと、公式を勘違いして解くなんてことはなくなっていくのはわかるわ。
集団の場だからしょうがないけど、定規を使ってって部分だけにフォーカスしていたのは惜しい気もしたわ。
自由な物作りなんかをたっぷり楽しんでいるというバックがあって、そこに定規に慣れて、数学の世界のイメージ操作を身につけていくのならもっといいんだけど」
「工作は、ほんと、いいもんなぁ。
工作を子どもの頃にするといい理由って、作ったとたん、それから後の物の見え方が劇的に変わるってことだと思うよ。
自販機を一回作るとするじゃん。そしたら、それからはどこに出かけても機械を目にする度に、
「きっと中は、こういう仕組みになっているんじゃないかな?」と感じたり、理科の本で見た原理が浮かんだりするようになるからね。
小学生の頃にあれこれ工作したけど、作る度に、見え方や考え方がそれまでと違うより高度なものになっていたからね」と息子。
息子いわく、しかけは最初、この「てんびん」くらいシンプルで力の働き方がわかりやすいものの方が、汎用性があって、いろいろな方面に知恵を絞って改良していきやすいということでした。
小4の★くんと☆くんのレッスンで、コインを入れると出てくる自動販売機を作りました。
きっかけは、ふたつ。
ひとつは、同じ小4の女の子が作ってきてくれたレゴの自動販売機がすてきだったこと。
もうひとつは、息子に教わったてんびんのしかけ。
この「てんびん」の基本をもとに、どうやったら、自動販売機のようにお金を投入する側と商品が出てくる側が同じになるようにできるのか、入ったお金が傾いた後で自然に落ちるようになるのか、小型化できるのか、といったことを子どもたちに考えてもらおうと予定していました。
すると、今日レッスンにきた小4の★くんと☆くんが、「やる!やる!」と自動販売機作りの話に飛びつきました。
わりばしの先に写真のように紙コップがついているだけのしかけ。
最初の状態では、お菓子がお金の投入口側の反対に落ちるのでそれを改善することになりました。
途中で板を渡して空洞を作り、滑り台を取りつけると、反対側に落ちたお菓子が手前に滑り降りてきます。
自販機の周りを囲っていく★くん。デザインにもこだわっています。
ある程度まで作ったところで、重大なミスに気づいた★くん。
正面部分の一部を壊して、きれいに作り直していました。
かなり大きなサイズになってきたので、途中でテーブルの上から床に抱えて移動させました。
★くんは、コインの投入口から入ったコインがコップの中に落ちるようにするのに苦労していました。
その間、☆くんは、コップの底の一部に穴を開けて、お金が入った時にお菓子を落とした後で、お金がコップから出て、最初の状態に戻るしくみを作ろうとがんばっていました。
ビー玉を貼りつけて重りを利用したり、切り口を工夫したりしていましたが、うまくいかず断念。
諦めて、★くんの外枠作りを手伝って、ラストスパートをかけました。
投入口から内部を撮った★くんの写真。
完成です!
「500円玉を入れると、お菓子が出てくる」という自販機!
★くんと☆くんが帰宅した後で、少しだけ内部をいじると、「10円玉を入れると、お菓子が出てくる」ようになりました。
この頃、勉強態度がとっても真面目な★くん、☆くん。
でも、そうやって周囲の期待に応えるようにがんばってばかりいると、だんだん何のために学んでいるのかわからなくなったり、覇気がなくなってきたりするものです。
自分たちでやってみたいと思ったものに全力投球していると、心の底からがんばるエネルギーが湧いてくるようです。
一致団結していきいきと取り組む姿はとても輝いていました。
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学ぶことが好きになる工作遊び
1歳〜小学生まで、簡単に楽しめる、工作のオンライン教材です。工作遊びの中で、思考力を育み、算数、科学に親しむ方法などを紹介しています。
電子工作が大好きな小二の★くんが、小学生ロボコンに出場することになりました。
今年の募集は終了していますが、興味のある方はぜひ↑のリンク先に飛んで、コンテストの模様などを見てくださいね。
リンク先ではロボコンの公式クラフトキットをl販売しています。
小学2年生のAくんのレッスンで。
ビー玉のレース場を作りました。
スタート地点のストッパーは、
紙の裏に串を貼って、その両端を洗濯ばさみで挟んでいます。
洗濯ばさみに木の棒をセロテープで貼ると、とても魅力的な
スタート地点のストッパーになりました。
これを上にあげるとビー玉がいっせいにスタートします。
せっせと割りばしを貼り付けるAくん。
大成功!