年中、年長グループで、文字カードゲームを作って遊びました。
それぞれの子が、画用紙を切って作ったカードに自分の書ける文字を書きました。
文字を書くことができない子は、薄い紙になぞり書きをしてカードを作りました。
文字カードの隅には、1や2や3など好きな数字を書きます。
<遊び方>
作ったカードを表の状態で場に置きます。
順番に場からカードを選らんで言葉を作ります。
写真の「いす」でしたら、カードにある数を足して、
「3+2=5」とし、5つチップをもらいます。
たくさんチップを集めた人が勝ちです。
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カードに書く数を自由にしていたら、200や1000の数を書く子もいました。
チップの代わりに子ども銀行のお札を使ってゲームをしました。
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『メークワード』という古い古いゲームが、教室内で流行っています。
このゲームを手に入れるのは難しいでしょうが、
お家にひらがなカードがあれば作れるので、
興味のある方はいらなくなったカードを再利用して遊んでください。
教室では、本来のゲームのルールを少し変えて遊んでいます。
(その方がゲームの流れがスムーズになったり、計算の答えが大きくなったりして、
ゲームが面白くなるので)
◆教室で遊んでいるルール。
たて、よこ、ななめに文字を作っていきます。
クロスワードのように置いた文字が成り立たない場所ができなくても、
ひとつの文字ができればOKという甘めのルールです。
かんばん→かんばんとう(ばんとう)→かんばんとうがらし(とうがらし)
と文字を下に続けていくのはOKだけど、
必ず、自分が置いた文字が最後の一字(他の文字につながらないところ)
になるよう置きます。
文字カードにはそれぞれ異なる数が書いてあります。できた文字にある数を足して
得点にします。
最後の文字を置いた場所が、「2倍マス」「3倍マス」なら、
文字を足しあわせたものを2倍、3倍にします。
(お家にあるひらがなカードでゲームする場合、ボードを作るのは大変なので、
紙の一部「2倍」「3倍」と書いておき、その部分にカードが重なった時に
かけざんするルールでも遊べます。
文字が、同時にふたつ以上できた場合(たて、よこで二種類読める時など)
(2+3+5+6+1)×2+(3+3+5)×3
のような計算になります。
得点のチップをもらえるとなると、子どもはこうした暗算を
とても楽しくおこないます。
高学年の子らとこのゲームをする時は、
「形容詞と動詞だけで、文字を作る」時間、
「固有名詞がOK」の時間、
「形容動詞と名詞だけで、文字を作る」時間などを設けると、
とても面白かったです。
30とか100といったある得点が貯まった時に
交換するグッズを用意しておくと、得点計算が楽しくなります。