虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

濃いキャラクターのオカメインコ と あまりにも設定が細かい ごっこ遊び

2015-11-12 08:53:27 | 

 小3の★ちゃん、☆ちゃん。小4の○ちゃんのレッスンの様子です。

相も変わらずオカメインコの人形作りが流行している虹色教室ですが、

作る子が変われば、人形の作り方も設定も多種多様。

 

★ちゃん、☆ちゃん、○ちゃんの3人は、

やたら濃いキャラクターのオカメインコを作っては、

いろいろと細かい設定をしてごっこ遊びをしていました。

 

 

ドラマ好きの☆ちゃん。

「56歳の女医のオカメインコ」と

「その息子で26歳のヤンキーのオカメインコ」を作って

「ヤンキーのオカメインコはお母さんが大好きで、家族だけにしか心を開いていないの!」

と話していました。それにしてもすごい設定……。

マンガを描くのが上手な子なので、オカメインコの顔も個性的で魅力的!

オカメファミリーの仲のいい食事風景なのだそう。↓

 

それを耳にした○ちゃん。

モールを一本丸まま使って豪華な巻き髪にして子だくさんの占い師ということにして、

こちらも占い師の母、50歳。

11歳の娘、5歳の息子、4歳の(性別不明の)双子、1歳の娘という

細かい年齢を決め、占いに使う水晶や真珠(?)が高価なので、

出掛ける際は、家の前にたくさんの護衛をつけておくという設定で遊び始めました。

 

占い師は妊婦さんの設定でもあって、お腹から赤ちゃんオカメが飛び出します。

 

 

 

「工作、大~好き!!」という★ちゃんは、

オカメではなく天使風にヒヨコを作っていました。

工作大好きとあって、目や口の描き方も羽根や冠羽も洗練された作りですね。

 

↑ ワケありの女医さんの病院に並ぶ長蛇の列。

病院の待合室待っていた病状の重い幼い女の子オカメを先に診てあげることになる

……というごっこ遊びが展開していました。

 

 

算数タイムにちょっとひねった問題をいくつか解きました。

その中でも難しかったのが、最レベ3年生の次の問題です。

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0 0 3 3 5 5 5 の7まいのカードがあります。

 

● ↑のカードの中から6まいならべて出来る数の中で、40万に一番近い数は

いくつですか。           (答え 355530) 

● カードを全部ならべてできる数の中で5番目に小さい数はいくつですか。

                   (答え 3030555) 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


3人とも夏休みの間に考える力がしっかりとついていることに

驚きました。

お母さん方に聞くと、この夏休みは思う存分遊んで

ほとんど学習時間は取れなかったということですが、

たくさん遊ぶ中で考える力がずいぶん伸びているのを感じました。

 

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『大阪城内めぐり』に行ってきました♪ 1

2015-10-26 14:42:11 | 

10月25日(日)に、1回目の『大阪城内めぐり』に行ってきました。

黄金の茶室で、かわいいような怪しいような……ゆるキャラたちと写真撮影。

 

話が前後するのですが、大阪城内に入る前に寄った

『大阪歴史博物館』が子どもたちに大人気でした。

特に喜んでいたのが、写真の「なにわの考古研究所」のコーナー。

子どもたちが考古学者になって、さまざまな謎を解き明かします。

 

土器のかけらから、どんな時代のどんな土器だったのか推理中。

 

バラバラのかけらを合わせて、土器を復元します。

かなり難しいけれど、子ども同士協力しあって完成していました。

 

「なにわ考古研究所発掘調査中」の張り紙の向こうでは、

虹色教室の発掘調査員が、がんばっています。

 

こうしたお出かけを、ただ「あー面白かった」で終わらせないためには、

ひとりひとりの子どもの心にどんなことが強く響いていたのか、

どのような学び方を好む子か、何に対して積極的に動いていたのか、

どんな感想をつぶやいていたのか、どこで最もいきいきしていたのか、

その子ならでは感性が感じられたシーンはどんなものか、

ていねいに覚えておくことかな、と思っています。

 

年長のAくん、Bくんは、歴史的な建造物や考古学への興味が特別に強い子たちです。

実体験のコーナーで熱心に遊んでいたかと思ったら、実際の発掘現場の様子を撮影した

本格的な動画を何十分も見入っていました。

 

小学1年生のCくんは、調査用紙にチェックを入れながら、発掘現場を回るのが

楽しくてたまらなかったようです。「この柱があるところの前が、ここでしょ?

そこから後ろに行って、その端のところにまだ見つかってなかった穴(遺溝)が

あるんだよ」と説明する姿がいきいきしていました。

Cくんは、人工的な「パズル」のような形で提供されているミッションより、

顕微鏡を覗いたり、発掘現場を模して作られたコーナーを歩きながら回って

チェックしたりする活動を好んでいました。

一方、ひとつひとつ検証していかなければならない課題に

手間と時間がかかることに屈せず、黙々と取り組む子らもいました。

 

小3のDちゃんは、展示物の説明書きを見たり、歴史が得意なお兄ちゃんに尋ねたりして、

スタンプラリーについていた歴史クイズに全て答えを書きこんでいました。

最後に、自分で受け付けに行って、スタンプラリーの答えが書いてある紙をもらいに

行っていました。堀の向こうの石垣に目当ての刻印を見つけた時は、

自分でカメラのズーム機能を調整して、刻印のドアップを撮影していました。

すごくきれいな出来だったので、うらやましい……。

 

小2のEちゃんと年中のFくん作の大阪城めぐりパンフレット。

Fくんは発掘現場にあったものを見つけて調査票に書き込んで行くという自分流の

調査を楽しんだり、時間がかかる地層のパズルに最後まで取り組んだり……。

 

やなぎの下で幽霊ごっこ。 

 

名古屋から参加してくれていた小2のFちゃん。

「大阪城内に、名古屋市の市章にもなっている丸八の刻印がある」と

いう情報を得て、ずっと探していた結果、

「先生!丸八はありません!でも、三角七と三角六はありました!」と

報告してくれました。

 

エネルギッシュで疲れ知らずの小2のGちゃん。

犬を連れた知らないおじさんから、

「あんたぁ、なんで汗かいとるんや?」と尋ねられていました。

この日はけっこう肌寒かったのに、走りまくっていたGちゃんは汗びっしょりでしたから。

Gちゃんは、忍者の暗号解読や「自分の書いた手紙が地層になるよ」というコーナーが

強く心に響いていたようでした。

 

次回に続きます。

 

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あるもので工夫する面白さ と 無から生みだす喜び と 自分で気づいて考えて動く時の満足感 

2015-07-26 14:21:01 | 

過去記事です。

昨日~今日とユースホステルでのレッスンに行ってきました。

さまざまな年齢の子たちが知恵を絞りあったり、協力しあったり、

難しい課題に取り組んだり、無心に遊んだり、お手伝いに励んだりする

姿がほほえましかったです。

 

引きだすタイプのチーズの空き箱を持ってきた小2のAちゃん。

「筆箱を作る」とのこと。ストローの先に円錐状に巻いた折り紙をつけて

えんぴつを作る方法を教えてあげると、何本か作った後で物差しを作っていました。

それから、「後、何がいるかな?」とワクワクした表情で思いを巡らせていました。

 

できあがった状態が未定で、自分の想像力で、

「何を作ろうかな」「どんな材料でどんなふうに作ろうかな」

とアイデアを練るのは、とても楽しいようです。

ケシゴムやえんぴつけずり、キャップなどを作っていました。

細い曲がるストローがあったので、「コンパス」の作り方を教えてあげると、

とても喜んでいました。

 

Aちゃんと仲良しの2年生のBちゃんも筆箱を作りたがりましたが

Aちゃんと同じような箱がありません。そこで、透明の空き容器の上部をくり抜いて、

引き出し部分にし、外回りは画用紙で作っていました。

 

↑ えんぴつをえんぴつけずりでけずっています。

 

筆箱の出来栄えに心底満足した様子のAちゃん、Bちゃん。

翌朝はまだみんな寝ているというのに、6時から朝食時間まで、

ランドセルを作っていました。

Aちゃんのランドセルには背のカバーにポケットがついていて、なんと、

竹ぐしが入れてありました。

ランドセルの留め金部分をひもにしたので、柔らかすぎて留めるための

隙間に入ってくれないので、穴を通すための道具らしい……。

Aちゃんなりの試行錯誤がうかがえます。それにしても、竹ぐしを入れるポケットとは、

絶対大人には出てこない発想でびっくりしました。

教科書類もきちんと作っていました。

 

↑の写真はBちゃん作のランドセル。

Aちゃんは、みやげものの箱を利用して、大きな面のふたを画用紙で作ることで

ランドセルを作っていましたが、Bちゃんはアイスクリームなどの

空いている口が小さい箱を使っていたので、上部に小さなカバーをつけていました。

あちこちに立体的なポケットをつけているので、とてもおしゃれです。

 

ユースホステルのレッスンに持っていける工作素材は限られているので、

あるもので工夫して作らなくてはなりません。

足りなさや不自由を自分たちの知恵で解決する楽しさを

AちゃんもBちゃんも満喫していました。

 

工作素材に持っていっていた木片を使ってサンダルを作っていたAちゃんとBちゃん。

 

頭の中で立体図形をイメージするのが上手な小4のCちゃん。

ひもの先に描いた絵をつけて飾り物を作っていた時、

どうも自分のイメージ通りにならないらしく、

「先生、これふわっと傘みたいに広がる形にしたいんですけど、

こんなふうにぺしゃんってなっちゃうんです。どうすればいいですか?」と

ていねいな口調でたずねてきました。

「そうね、ペットボトルの口の近くの円錐にこう~斜めに広がっている部分を

利用したらどうかな?」と返事をしていると、近くにいたDちゃんのお母さんが、

「お茶が入っているペットボトルならあるから、みんなに飲んでもらうと使えるわよ」

と言って、子どもたちを呼び集めて、紙コップにお茶を注ぎ出しました。

 

すると、Cちゃんが、「いいです。もう、ペットボトルいらないです。

自分でいいこと考えました!」とはしゃいだ声をあげました。

 

ストローを使って骨組みを作って、赤ちゃん用のベッドメリーのような

おもちゃを作っていました。

 

このおもちゃ、お姉ちゃんたちに付いてきていた1歳や2歳の妹ちゃんたちに

大人気で、さんざん遊んで引っ張った挙句、終いに壊してしまいました。

Cちゃんは残念がりながらもさっぱりした様子で、「いいよ、いいよ。すごく喜んで

たっぷり遊んでもらったんだもん。また教室で、こんなふうにストローで形を作って

何か作ってみることにするわ」と言っていました。

 

ブラックライトを持っていってたので、蛍光ペンで星座を描いて

和室の玄関の真っ暗にできるスペースにプラネタリウムを作りました。

 

『STRATEGO』という対戦ゲーム。初めてのチャレンジでしたが、

勝負は、かなり白熱して、長い勝負が終わった後も、2回戦目に突入していました。

 

2歳児さんの妖怪ウォッチ。

 

水性マジックがにじむ実験も兼ねて、お魚作り。

 

トランプ手品の種を見破るのに、みんな夢中。

手品の種を言葉で言い当てるのって難しいですね。でも面白い。

どうしても種がわからず、知りたくてたまらず、うずうずして、

「教えてーどうやってしているのか教えてよー!」と泣き出してしまう子も……。

 

勉強タイムは真剣そのもの。ちょっとややこしい線分で考える問題を解きました。

4年生以上の子らが頭を悩ませていたのは、こんな問題です。

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3人の合計は41こです。

さやかちゃんのこ数が、たくみくんより3こ多く、

あかりちゃんより7こ多くなるように分けましょう。

それぞれの子のこ数を答えてください。

             (SAPIX パワードリルより)

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夕食や朝食の準備や後片付けをできるだけ子どもたちにしてもらっています。

その時、子どもたちにどんな仕事を任せるか、どんな言葉をかけるかによって、

子どもの表情の輝きや食後の活動や学習への取り組み方に

雲泥の差が出るのを、実感しています。

 

大事にしているのは、手伝わせることではなくて、

自分で気づいて考えて動くチャンスをたくさん作ることです。

 

たいていの場合、親御さんたちは食堂に着くなり子どもたちを席に座らせて、

子どもたちの食事の世話をし始めます。

 

そこで、わたしが、「ここでは、子どもたちに

自分で食事の準備をしてもらいますよ。でも熱いお味噌汁をついだり

(火傷しない温度の時は、子どもたちについでもらっています)

運んだりすることや、割れそうなものを運ぶのは、大人がします。

みんなは、自分でできそうなことはないか、お箸はみんなの分そろっているかな、

ご飯が足りない人はいないかな、と調べて、気づいたことがあったら、

お箸を取りに行ったり、ごはんをよそったりしてちょうだいね」

と告げると、それまで座ったまま「いただきます」を言う許可が出るのを

待っていた子らや「早く食べたい」と愚図りだした子らが、

きょろきょろ周囲を見渡して、何をしようかと考えだします。

 

すると、子どもが「何をしたらいい?」と親御さんに助けを求めて、

親御さんが、「ご飯をよそって」とか、「お椀を取ってきて」と指示を出して、

子どもが指示通り動く……ということがよくあります。

 

 子どもが困った顔をすると、すかさず、どうすればいいのか

ていねいに説明して、手取り足取り、次の手順を教える方も大勢います。

 

見ていると、身体として「何か上手にこなすこと」「何かできるようになること」を

支援して、「失敗しないように」助けるけれど、

子ども自身が自分の頭を使う場面は奪っているように感じます。

 

テキパキ動くことや「お手伝い体験」というイベントに参加させることは望むけれど、

極力、頭は使わせないようにしている方はとても多いのです。

 

その一方で、「頭を使わせる」ことを意識しすぎて、テストすることなど不必要な場面で、

子どもの知能を試すような問いを投げかける方もいます。

 

子どもにしっかり頭を使わせることも、

頭を使わないようにさせることも、

対応としては大差はないのだと思います。

 

ちょっとした言葉のかけ方。

自分で考える時間を持てるよう少しだけ待つこと。

失敗や間違いを受け止める態度。

 

そんなささいなことが、子どもが自分で考えることを習慣にするか

否かを決めているように見えるのです。

 

  

先日のユースホステルで、こんなシーンがありました。

デザートの小皿が、食事のテーブルとは別の場所に置いてありました。

職員さんに、「こちらにデザートを置いていますので、取りにきてくださいね」と

声をかけられたので、子どもたちに行ってもらうことにしました。

デザートの小皿の脇には、スプーンやフォークが置いてありませんでした。

 

そこで、子どもたちに、「デザートの小皿を取りに行く時に、

何か足りないものがないか、注意してね。ほら、食べる時に必要なものが

ないと困るでしょう?

もし足りないものがあったら、どうすればいいのかよく考えてね」と言いました。

 

すると、ひとりの子が、「スプーンがないから、スプーンを取りに行って、

デザートも持ってきたらいいんでしょう?

もし、探してもスプーンが見当たらなかったら、あそこにいる人に

スプーンを20本くださいって言えばいいんでしょう?みんなで20人だから」と言い、

それはうれしそうな得意気な表情をしていました。

それを見た別の子が、そそくさとトレイを取っきて、

「これに乗せたら、いっぺんにたくさん運べるわ」と言いました。

「いいこと気づいたね。そうよ。両手を使っても、ひとりで2皿しか運べないわよね。

トレイなら、たくさん運べるわ。でも、ひっくり返さない量にしてね」

と言うと、満面の笑み。

 

最初に、「デザートを取りに行ってね」と言い、取ってきたら、

「スプーンをくださいってあそこの職員さんに行ってきてね」と言う……という

声のかけ方をしていたら、

こんな魅力的な子どもたちの笑顔を見ることもなかっただろうな、としみじみ

感じました。

 

子どもたちがお手伝いをする時、怪我をさせないことはもちろん、

他のお客さんや職員さんの迷惑にならないか

気をつけることも大事だと思っています。

お漬物をスプーンで小皿につぐ作業をしたがった子がいたのですが、

上手にスプーンが扱えずにこぼしていました。

そこで、お漬物をよそう作業は年上の子にしてもらい、

お漬物を運ぶ作業をその子にしてもらうことにしました。

そんな場面でも、子どもたちの意見や不満などに

よく耳を傾けていると、子どもたちは何に問題があったのかよく理解し、

大人が考えるよりもよいアイデアを出してくれることはよくあります。

 

食べ終わった食器を返しにいく際、「お皿もお箸もいっしょに返すだけでいいのかな?

何か気づいたことや発見したことがあったら教えてね」と言うと、

「お箸やスプーンを入れるケースがあることに気づいた子がいました。

その発見があんまりうれしそうだったので、

「あそこにお箸やスプーンを入れることを知らない子たちがいるはずよ。

お皿を返しに行く子たちがいたら、教えてあげてね」と言うと、

スプーンを返しにきたおチビちゃんを抱っこして、スプーンをケースに入れるのを

手伝ってあげていました。

 

ユースホステルのレッスンに持っていけるものはしれていますから、

毎回、ちょっとした飢餓感を体験します。

材料が足りない、道具がない、遊び道具がない……それこそ、お家にあるような

テレビや携帯ゲームや毎日のルーティーンに埋め込まれた時間を潰す何かもありません。

 

必要は発明の母じゃないですけど、そんな時に各々が知恵を絞って

「面白さ」を生みだそうとする試みが、

何ともいえずワクワクして楽しいのです。

想像力、思考力、創造力、推理力、表現力、言葉の力等、

自分の内面にある目に見えない道具をフルに使って、胸が高鳴るような時間を

創造していくプロセスを共有することは、

物にあふれて自分の内面の力とアクセスできなくなっている現代の子どもたちへの

最高のプレゼントです。

 

70枚入り100円の茶封筒。

底をつまむと生じる三角形が、猫や犬の耳になります。

そんな発見を子どもたちに見せると、「どうやるの?」「すごいすごい」という声とともに、

お人形作りが始まりました。

わたしの手本通りに作る子、羽根やくちばしをつけてみみずくを作る子、

危険生物を作る子……とめいめいオリジナルのアイデアを盛り込んで作っていました。

 

飽きるくらいたくさん作った後で、子どもたちの間から

自然発生的に、封筒人形を使った人形劇遊びは始まりました。

 

和室の作りは、観客席と舞台と舞台裏をイメージさせるものだったようです。

 

居住まいを正して劇の開始を待つお客さんに、

「しゃべらないでください~!」等、劇場でのマナーを訴えるAちゃん。

「~しないでください」「~はダメです~」という前振りばかりで、

いっこうに劇が始まる気配なし。

 

この日、虹色教室で、自分で作った物語を人形劇にして演じるのが

大好きな男の子たちも参加していたので、

お客さんたちがお腹を抱えて笑い転げる姿もありました。

 

 

封筒の底を切って、もう一枚の封筒(端を折ってサイズを調整しています)

をその中に入れて引き出したり押し入れたりすることを使って、いろいろな遊び道具を

作っています。

 

答え部分を引き出すあみだくじ。

 

テレビ。

 

テレビの作り方のアイデアを目にしたBちゃんが、

イラストを文字に変えて、電飾掲示版を作りました。

 

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あるもので工夫する面白さ と 無から生みだす喜び と 自分で気づいて考えて動く時の満足感 3

あるもので工夫する面白さ と 無から生みだす喜び と 自分で気づいて考えて動く時の満足感 4

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どっちが大事?子どもの発想 大人の提案?

2015-07-25 07:59:34 | 
図鑑を見ながら、ちょっとした実験などをするとき、
「こんなことやってみよう!」と大人が提案するのがよいのか、
子どもの「こんなことしたい」を待つのが良いのか悩むという方がいます。

私は、どっちも五分五分で、どちらでもいいけど、
途中では、できるだけ子どもの発想や気づきを優先させると
良いと思っています。

いろんな方法に正しい、正しくないという○×をつけて、
良いことばかりすると、結局子どもが伸びない気がします。

子どもの自由にさせていっさい口出さないときもいるし、
きちっと大人の指示に従わせるときも必要。
子どもが試行錯誤して失敗するのを見守るのもいるし、
きちんと手本をしるして、そのとおり真似させるのも必要。
大人が「こんなことしてみない?」と誘うときも、
子どものやりたそう~に敏感に反応するのもどちらも大事ですね。
大目に見るときもいるし、ビシッと叱るときも必要。

こうしたことって、一貫性のない子育てとは、ちょっとちがいます。
情報でだけ、「一貫性のない子育て」が悪いと知ると、
偏ってバランスが悪くなっても、目の前の事実から目をそらして、
思考停止状態で自分の信じる情報に従う方がけっこういます。
でも、そうして思考停止でいつも同じことをするのは、
本当に一貫性のある態度と言えるのでしょうか?

現代のように情報があふれる世界では、
大人自身が、凛とした気持ちと柔らかな感性で、
「今」を正直に生きていないと、
子どもに教えることも、伝えたいことも、
何が何だかわからなくなってしまいますね。
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カンセンジャー の スペシャルムービー

2015-07-01 14:48:40 | 

近々、教室の子らと新幹線の駅の見学に行く約束をしています。

新幹線好きの子に

『カンセンジャー』というJRのアニメ動画(駅内や新幹線の中の実写もあり)

がおすすめです。

 

興味のある方は、「カンセンジャー スペシャルムービー」で検索してみてください。

指令番号013 新幹線の車掌の仕事を調査せよ

指令番号O11 新幹線を支える仕事を調査せよ

指令番号005 新幹線の線路を調査せよ

 

といった動画は、ごっこ遊びや工作の参考にもなりますよ。

 

 

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【大阪城めぐり】実験は思った通りにいかないもの 企画と準備3

2015-03-29 17:26:00 | 

大きいものは畳36枚分もあるような巨大な石をどうやって運んだのか、

再現中の新4年生たち。

「干潮の時に巨石を舟に乗せて、満潮の時に浮かびあがらせるところ」と、

「干潮時に巨石を先に海に運んで、石の回りに樽をくくりつけて、

その上に船を乗せて、満潮の時にアルキメデスの原理で軽くなった巨石を

運ぶところ」を試す予定でしたが……。

トラブルが続出して、

何とか巨石を船に乗せるところを再現したところで頓挫……。

 

満潮にしようと水を入れ始めたとたん、

ブロックで作った浜辺の土台がプカプカ浮きだしました。

子どもたちは大はしゃぎで悲鳴のような声をあげながら

上からブロックを押さえて、巨石の積み込みを続行。

 

こんなめちゃめちゃな結果になっても、実際にやってみるのは

とても大切だと感じています。

きっとこの場にいた子らが大阪城の巨石を目にしたら、

「あー大きい!」と驚いておわり……にはならないはずですから。

 

こんな大きなものをどうやって運んだのか、

どうして大変な思いをしてこんな大きな石を運びたくなったのか、

どこから石を取ってきたのかなど、疑問がつきないでしょう。

アルキメデスの原理に興味を持つ子がいるかもしれません。

 

それが、舟に石を乗せると、たちまち舟がひっくりかえるのです。

 

仕方なく、ケーキの空き容器を船にすることに。

再現遊びをしてみると、子どもたちは、船に乗っている人が

何をしたのか、危なくはなかったのか、とても気になったようでした。

 

新小5のBくんが作っているのは、『四国攻め』の様子。

合戦パノラマ図鑑で、テレビの歴史番組で目にした

この戦いの模様を思いだしたそうです。

「山の頂上部分は土のような色にしたい」とBくん。

でも、教室には手ごろな素材がありません。

 

そこで鳥のために買い置きしてい塩土の塊をけずって

ボンドでつけることにしました。

 

予想以上に立派なジオラマができて、Bくんはうれしくてたまらないようでした。

お母さんの話では、歴史番組は家族の好みで見ていただけで

Bくんはこれまでほとんど歴史に興味を持ったことはなかたという話でした。

それが、この作品を作り終えたとたん、合戦のパノラマ図鑑を舐めるように読んで、

「(歴史好きの)おじいちゃんと歴史の話をする!」と

目を輝かせて語っていました。ちゃっかり屋のBくんは、

おじいちゃんにミニチュアの兜や家紋入りの旗を買って

もらおうと目論んでいるのだとか。

 

 

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巨石と黄金の茶室は必見! 『大阪城めぐり』の企画と準備  2

2015-03-27 19:42:20 | 

大阪城めぐりの日、子どもたちが見たがっているもののひとつは、

城の出入り口付近にある『巨石』です。

『わくわく城めぐり』という本のこんな解説を読んであげると、

ゲラゲラ笑いだす子、「見たい見たい」と身を乗り出す子、

「どうやって運んだの?」と疑問を口にする子など、いろいろです。

 

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第一位の巨石が、桜門桝形にあるタコ石。

「わぁ、大きい!こんな巨石、いったいどうやって運んだの!?」

と無邪気に感動してしまいますが、巨石に限って驚くほど薄っぺらかったりします。

横に寝かせればそんなに苦労せずに運べそう…。

やることがキュートすぎ。

『わくわく城めぐり』萩原さちこ 山と渓谷社

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子どもたちは、現場でどれだけ薄いのか確かめたい模様。

 

巨石を運ぶ時、石の下に丸太を置いて転がしたり、

海藻を使ってぬるぬるさせて滑らせたり、

舟の下にくくりつけて運んだりしたそう。

楊枝の上をひもをつけた石を引っぱっりながら、

後ろの楊枝を手前に置いていくと、子どもたちが大喜び。

どんなことも実際にやってみると面白いですね。

 

図鑑や教材を作るのが大好きな新小3のBちゃん、Cちゃん。

学習漫画を参考にしながら

豊臣秀吉の生涯を紹介するパンフレット作りをしていました。

 

「先生、この本、何年に生まれたかは書いてるけど、生まれた日が書いてないよ。

豊臣秀吉が生まれたのっていつ?」とたずねるので、

 パソコンで、「豊臣秀吉 生まれた日」で検索させることにしました。
 

すると、

天文5年(1536年)1月1日
天文5年(1536年)6月15日
天文6年(1537年)2月6日 の3通りの説があることがわかりました。

この子たち、以前、<月はこうしてできた>という4通りの仮説を

光のショーの形で演じた( 「見えない世界」の栄養 5)ことがあったので、

「漫画の本に誕生日が載ってないと思ったら、実は、3通りの仮説があった」という

状況がすごく心に響いたようで、

「1月1日に生まれたなんて怪しすぎる」等の話題で盛り上がっていました。

 

 

今回も純金と不純物を混ぜて、天正大判作り。

子どもたちの知恵で、

ビー玉も金塊もひとつが5gという設定で、純金75%の割合を調整していました。

 

今回の企画と準備には、お城マニア、歴史マニア、最近は世界史も大好きになったという

新1年のEちゃんが参加してくれました。お城への熱い思いが伝わってきました。

 

女の子たちにとっても人気がある黄金の茶室。

天守閣の3階で見ることができるそうです。

茶室の小物を作っていたDちゃんが、

「どうしても写真みたいな形にならない」と苦戦していた金の台子。

これを完成させるのに何度もやりなおしたため小一時間かかっていました。

 

Dちゃんの努力と時間を無駄にできない……とばかりに、

みんなで立方体の描き方を学習しました。

工作好きの子らは驚くほど上手にサラサラ描くのにびっくりしました。

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石田三成と妖怪ウォッチと、『大阪城めぐり』の企画と準備 1

2015-03-26 21:12:38 | 

ゴールデンウィークに予定している『大阪城めぐり』。

小学生の子たちに企画と準備をゆだねています。

 

上の写真は、大判小判を作っているところです。

純金50パーセント、不純物50パーセントの大判とか、

純金量75パーセントの『天正長大判』など、

注文に応じて、金と不純物(ビー玉)を混ぜて、熱して溶かして、平たくして

大判小判を作る真似。

 

参加しているのは、まだ割合を学んだことがない子らですが、

こうした大判小判を作る遊びを通してだと、ちゃんとパーセントについて理解して

遊んでいました。

 

小学生主催の『大阪城めぐり』は、

それぞれの子の「ここ気になる」「これが好き」「ここが見たい」

「これ面白い」「ここをみんなに教えたい」をクローズアップしながら、

大阪城内を探検しようという企画。

 

新小3のAくん。

大阪城の紙の模型のはじっこにある小さい家のようなものを指して、

「これ何?」とたずねていました。

「何なのか、調査しにいくのを企画に盛り込もうか?」と言うと、

「そうしたい」とのこと。

 

「ブロックで大阪城を作りたい」と言っていたAくんは、

何と大阪城内に入る手前のスペースとこの小さな小屋のようなもの(○○でしょうけど)

を作って、「完成」とのこと。

「えっ、大阪城は?」と突っ込みたくなったけれど、

有名な石垣でも、豪華な天守閣でもなく、

こういう部分に注目するところが子どもならではで面白いなと感じました。

戦国時代の人々と水の関係について、

「飲み水は井戸以外を利用することがあったのか」や

「城内には他にも井戸があるのか」など調べてみたい気もしました。

 

アクセサリー作りが好きなBちゃん。

きれいな着物や兜の制作をしたがるかと思いきや、

今回は「渡ろうとすると、パタンと上がって渡れなくなる橋が作りたい」とのこと。

普段のアクセサリー作りの業を駆使して、

切ったストローを橋の板代わりに貼りつけていってます。

几帳面なBちゃん。石垣はピンセットで貼っていきました。

 

 

 

敵が現れるとこの通り。こうした防御の模型のほかに、

他の日ですが)攻める戦法の模型を作っていた子らもいます。

 

『もぐら攻め』土を掘って、下から攻める戦法です。

 

天守閣の各階ごとの見どころパンフレット作り。

 

 

教室に置いている『豊臣秀吉』の学習マンガを夢中になって読みだしたBちゃん。

天守閣の中には、豊臣秀吉の生涯をわかりやすく紹介してくれるコーナーが

たくさんあるので、こうして事前にマンガで豊臣秀吉について知っておくと、

『大阪城めぐり』の日も、

興味をそそられるものがたくさんあるのではないかと思いました。

 

『天下をめざせ!戦国合戦パノラマ大図鑑』という本を購入したところ、

男の子たちに大人気です。

それが、なぜか豊臣秀吉でも徳川家康でもなく

「石田三成が戦った合戦が見たい!」と言う子がいるので、

理由をたずねると、「妖怪ウォッチに石田三成が出てたから」とのこと。

 

その後も、教室に来る大半の子は、「妖怪ウォッチに石田三成が出ていた!」と言い、

子どもたちの間で石田三成が歴史上の人物でダントツの人気になっています。

『関ヶ原の合戦すごろく』を見ても、すぐに石田家の家紋に気づく子どもたち。

徳川家の家紋は、おまんじゅうの模様扱い。

 

それにしても、関ヶ原の合戦では、石田家の旗、元気ないですね。

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大阪環状線の発車メロディーのガイド 駅にあったら、ぜひ♪

2015-03-21 23:13:30 | 

大阪環状線の全19駅に発車メロディーが導入されたのをご存知ですか?

「ドアがしまります。ご注意ください~」の前に流れる短い曲です。

大阪環状線発車メロディーで検索すると、ユーチューブでもアップされていますよ。

 

大阪駅(やっぱすきやねん)→天満駅(花火)→桜ノ宮駅(さくらんぼ)など……

大阪環状線改造プロジェクト

を見ると、全ての曲名が載っています。

 

教室には子鉄くんたちがたくさんいるし、

音楽が好きな自閉っ子の子たちもこういうの好きでしょうから、

電車ごっこ用にカセットテープに録音しておこうかな……などと

またくだらないことを考えています。

 

少し前、この春年長になるAちゃんのお母さんが

手作りのスタンプラリーカードを作ってあげたところ、

本当に簡単な作りだったのに、子どもたちは必死になって駅名を確かめては

シールを貼っていき、心から楽しんでいたそうです。

 

写真は、JRの駅に無料で置いてある大阪環状線発車メロディーガイドです。

曲名が載っているし、スタンプラリー代わりに使うこともできるので、

見つけた方はぜひもらって帰ってくださいね。

 

環状線が外に飛び出したようなすごいショッピングセンターができている

玉造駅。

子どもたちを連れて行きたい……。

玉造を応援するサイト

 

 

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ベネッセの『これからの幼児教育』

2014-12-20 18:11:31 | 

ベネッセ総合教育研究所が作っている園向けの総合情報誌を

ダウンロードしたところ、とても興味深くて面白い内容でした。

「園向け」とありますが、親御さんが、家庭で子どもといっしょに遊ぶ際の良い指針になると思いました。

 

http://berd.benesse.jp/magazine/en/booklet/?id=4308

 

雑誌の写真の下に「こちらから今月号全体のPDFがダウンロードできます。」という欄があります。

 

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