虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

すぐに辞書を引く習慣、図鑑で調べる習慣にちょっと注意 2

2008-08-31 21:36:41 | 教育論 読者の方からのQ&A
中学入試の理科の問題というのは、
次のような問われ方をすることが、よくあります。

試験管の水を温めたとき、~の方が早く温まります。この理由をA,B
のように考えてみました。
A ~から
B ~から

問題はこれからです
Aの理由が正しいかどうかの実験をおこない、結果はどうなったか考えます。
Bの理由が正しいかどうかを調べるための実験もおこない、結果を考えます。
↑の結果から、結論を考えます。


とにかく理科は、問いの文章が長いです。

この問題を知人のお子さんの5年生の☆くんに解いてもらったところ、
いきなり「答えはBだ。」と言ったきり、
困惑していました。

☆くんは知識として、答を知っていて、それは正しいのです。

しかし、この問題は、
まずAかな?Bかな?と考えて、
Aが正しいか、Bが正しいのかどうか
どうしたら証明できるのかを考えていく問題なのです。
なので、答えは合っていても、☆くんの解答は×なのです

自分の知識を記憶の中から取り出して解く

という方法しか経験したことのない子は、
読解力のあるなしではなく、筋道を立てて考えていく…という考え方についていけないようです。物を覚えることはたくさんしていても、
物をしっかり考えた経験がないのです。

☆すぐに辞書を引く習慣、図鑑で調べる習慣にちょっと注意
の記事でも書いたのですが、調べることは大事だけれど、
「自分の頭で筋道をたてて考える作業をしない」で、
「とにかく知識をインプットしよう」という態度を育ててしまうと、
こうした少し練った問題にぶつかると、

問いかけられている内容に頭や気持ちがついていけない…

きちんと考えればたいした知識はいらない問題でも、
パニックを起して手がつけられない…

となるようです。

これは理科だけの問題ではありません。
☆教育の窓・ある退職校長の想いで「全国学力検査」に関して、次のような話が取り上げられていました。

国語で『二つの感想文を読み比べて、共通する良い書き方を2点記述しなさい。』という問題があった。子どもたちの解答を見ると、『思ったことが書かれていてよかった。』『いっぱい書いてあってよかった』など、答えになっていなかった。

その点から、toshi先生は、

 知識・技能の習得にくらべると、思考力の発揮にかかわる部分は、粗雑に扱われる傾向が、一部にある
と指摘しています。

 初任者指導をしていて感じるのだが、また、初任者に限らず、ベテラン教員でもやってしまいがちなのだが、日ごろの授業では、上記のような解答で満足してしまっていることがめずらしくないのである。

 たとえば、ふだんの授業で言えば、
「声が大きく発表できたから、よかったと思います。」
「はっきり発表できたから、聞きやすかったです。」

 そのくらいの発言で満足してしまう。

toshi先生は、
「あのくらいの発言で満足してしまうと、どんなお話でも、通用してしまうね。また、次のお話のときも同じことを言えばすんでしまう。
 それでは、このお話をとり上げた意味がない。
 やはり主人公の心情に迫るとか、主人公の行為の意味について考えるとか、そういうところまで追求しようとする子どもを育てててほしいものだな。」
とアドバイスしているそうです。

家庭においても、
知識や技能の習得には力を入れて、
子どもが「わからない」と言えば、「○で調べなさい」と言うのが癖になっている親御さんがいます。
答を知ったら、
そこから思考を発展させることもなく、
子どもの感想が「あ~そっか~わかった~」でも、
「覚えておきなさいよ」と言って満足してしまうのです。
これでは、なぞなぞを出された先から解答を盗み見るのと同じくらい
頭を使わなくなってしまいますね。

子どもが何かに疑問や興味を持ったときには、
大人もいっしょに頭を十分使って、
「考える」「表現する」のお手本を見せてあげるように
心がけることが大事だと思います。

もちろん???ばかりでもOKです。

それからいっしょにドキドキしながら図鑑を調べるなら、それはたくさんの
感動を与えてくれるはずです
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2歳児の IQアップ♪ 「分類」

2008-08-31 17:59:57 | IQ 小学校受験
2歳半の☆ちゃんのレッスンのひとこまです。
熱心にカードを同じ仲間ごとに分けています。

2歳台の時期の子は
こうした「分類」するお仕事が大好きです。

分類するものは、スプーンやフォーク、
色が違うたくさんあるおもちゃ、
など何でも構いません。
ただサイズや難易度がちょうど子どもの発達に合っていないと
夢中になれないかもしれません。
分類するためのプラスチックの小皿等を、
100円ショップで購入しておくといいですね。

こうした作業は、物を識別する能力を高め、
根気を育てます。
3歳~の子も難易度を上げると、よろこんでするお仕事です♪

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まずはじめにそろえたい レンガ積み木♪

2008-08-31 13:52:08 | 積み木  ピタゴラスイッチ
写真は「莫高窟(ばっこうくつ)」をレンガ積み木で再現したものです。
イメージだけですが、もろい岩が砂でおおわれた崖につくられた中国にある世界遺産の寺院です。

シンプルなレンガ積み木は、
こうした建築物を作って遊ぶだけでなく、

1~3歳の子のもくもくと並べていく、積んでいく、といった
「敏感期」特有の活動にもピッタリですし、

4~6歳の子が、想像力を駆使して
さまざまなものを創作するのにも最適です。

1番初めにそろえてあげたい積み木です。
値段は100個入りで6000円~1万円くらいと高めですが、
赤ちゃん時期からたっぷり遊べて、小学生の遊びや学習でも役立つ
おもちゃです。

レンガ積み木で
2~4歳児向けの
ままごと用のケーキを作って遊ぶ様子は なのたんぱぱさんのブログで見れますよ。


男の子のための積み木遊び

☆男の子のための積み木遊びhref="http://blog.goo.ne.jp/nijiirokyouiku3/e/28f75f0f6958ae302aa20284eeb36484">レンガ積み木で二キーチンの積み木

☆ 積み木で戦いの舞台 コロッセオを作りました。


積み木で世界一有名な国会議事堂 ウェミンスター宮殿~を作りました。

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小学校受験「立体キューブの数」の問題を楽しく解く方法 3

2008-08-30 19:59:04 | IQ 小学校受験
立体積み木を重ねてある絵を見て
数を当てる問題があります。

平面を頭の中で立体になおして考えることは
幼児にはとても難しい作業です。

プリントやワークをする前に
まず立体積み木でたっぷり遊ぶ期間が必要です。

写真では4歳の☆ちゃんが、

積んである積み木の見本通りに
積む問題をお母さんに出しています。

お母さんが上手に作れていないので、
☆ちゃんはきちんとなおしてあげていました。

見本通り積めたら、
今度は積み木の数を問います。

見えない部分にも積み木があることに気づいていきます。

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小学校受験「注意力」の問題を楽しく練習する方法 2

2008-08-30 19:30:26 | IQ 小学校受験
小学校受験「注意力」の問題には、

色々なしるしがお手本通りに並んでいる図を
見つける

というのがあります。

こうした問題を解くために、物の並び方への注意力をアップさせる
遊びを紹介します。

100円ショップのおもちゃでもカードでも構いませんから
かわいいものを2セットそろえておきます。
写真では絵の描いてあるキューブ積み木を使っています。
(シールで手作りすることもできますね)

見本を作って、見本通り作る遊びをします。

いきなり子どもに問題を出すと、勉強嫌いになるので、
お人形やお父さんに問題を出して、
子どもは「先生」やアドバイスをする役にしてあげると、
しまいに自分にも問題を出して欲しいと
言うようになります。

見本通り作れたら、
よく似ているけれど違う部分のある並べ方を2つ作って、
ちがう部分を探す遊びでも注意力が養えます。

こうした遊びに慣れてくると、
子どもはプリントやワークも自分からしたがるようになります。
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小学校受験「重ね図形」の問題を楽しく解く方法

2008-08-30 19:14:06 | IQ 小学校受験
今日は体調を崩してしまい、記事をアップする時間が遅くなってしまいました。
レンガ積み木の過去記事をまとめていたのですが、途中です。また次回にでもアップしますね。


小学校受験の「重ね図形」は幼児にとって
理解しにくい問題です。


正方形の紙の真ん中にたてに折り線が書いてあります。
右と左に模様が描いてあります。

矢印の方に紙を折って重ねると
どんな模様になるか推測します。

写真では4歳の☆ちゃんに問題にチャレンジしてもらっています。

黄色い折り紙に、折って重ねる問題をマジックで描いて、
わかりやすいようにしています。

それでも、はじめてでまだ難しい様子ですから、
お母さんに問題を出す「先生」の役をしてもらいました。

大喜びでいくつも問題を出しています。
問題を出すうちに、重なるとどう変化するのか
気づいてきた様子です。
上手に解き方をアドバイスしています。
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ぴぐまりおんの代わりに…とても質の良い問題集

2008-08-29 17:57:07 | 本の紹介
「ぴぐまりおん」がなかなか手に入りませんから、
代わりになる思考力を養ってくれながら楽しく取り組める
問題集はないか…と探していたら、
1冊見つかりました。

「算数王」です。カラーも多く、
考えさせてくれる楽しい問題が多いです。
「ぴぐまりおん」には少し劣りますが、
お家ではこちらの方が取り組みやすいように思います。

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親子レッスンの記事をまとめました♪

2008-08-29 12:19:43 | 通常レッスン
親子レッスンの記事をまとめました♪
良かったら読んでくださいね。

4歳の☆ちゃんの親子レッスンから  意欲的な態度♪


2歳3ヶ月☆ちゃんのレッスンから  見立て遊び♪

3歳0ヶ月☆くんの親子レッスンから トーマスに夢中♪

☆ ちゃん2歳1ヶ月の親子レッスンから  数にはじめて触れるころ♪


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すぐに辞書を引く習慣、図鑑で調べる習慣にちょっと注意

2008-08-29 09:02:23 | 教育論 読者の方からのQ&A
今朝、洗濯物を干している最中に、「トルゥルルルルル~」という
喉を鳴らすような鳥の鳴き声がしました。
何が鳴いているのかと見渡すと、電信柱の上で、
大きなカラスがめずらしい声をたてているのです。
まだ寝ているうちの子達に、
「今の鳴き声、聞いた~??何だと思う~?
カラスよ。カラスって、カーコ(うちのオカメインコ)みたいな声で鳴く時が
あるのよね。」とびっくりして言うと、ふとんの中から、
「聞いた、聞いた~あの声、何のコミュニケーションに使ってんだろうな?」
という息子の返事が返ってきました。(娘は受験勉強で夜更かししていたようで、熟睡してました

洗濯物を干し終えた私は、
どうやったら<今聞いたカラスの鳴き声が、(カラス同士の間で)何を伝えるために使われているかを知ることができるだろう…>と言うことについて、
考えていました。

まずカラスのくちばしの形やサイズをよく観察して種類を特定しなくてはならないでしょう。
他の時間にどんな鳴き方をしているのかも調べていかなくてはならないでしょう。どの場所に、何時ごろ現われるかも大事ですね。
鳥が鳴く理由にはどんなものがあるか、考えてみる必要もあります。
鳥に直接たずねれないのですから、鳥の鳴き声がどのような意味を持つかを
特定していくには、どのような観察、どのような実験が必要なんでしょう…。

こうした疑問…うちの子達が小学生だったころには、
興味深々ですぐに飛びついてきたネタでした。

うちの子だけでなく遊びに来ていたお友達も、
「こうすればいい」だの「ああしてみたい」だの…大騒ぎ。
早起きして調べて毎回報告してくる…という行動力のある子もいたはずです。
大人だって答えのない問題に、悪戦苦闘…
そうして悩むうちに、
知識ではなく「知識を得るための方法」が身についてきます。
魚を得るのではなく「魚の釣り方」を覚えるのです。

それが、あれこれ考える前に、「すぐに図鑑で調べる」という
習慣を身につけてしまうと、
不思議なことに何も考えられなくなってしまうんですよ…。

最近流行の「辞書を引く」学習も大事なんですが、
あまり幼い頃に習慣付けてしまうと、

自分の目でよく見て、よく考えて、判断する、推測する、表現する

という部分を省略して、

すぐに答を見る、すぐに解答を知りたがる、
知識量を自慢するために勉強する
自分で考えたことではない本に書いてあったことを自分の考えと混同する
調べるというと、辞書や本やネットで調べることだと思って、調べる方法自体が思いつかない 推測できない

という態度を刷り込んでしまう場合もあります。

辞書を引いたり、図鑑で調べたりすることを
面倒がらない姿勢を育てることは大切です。
でも、
そうしたことを教えるときには、
大人がそれは「調べる」「学ぶ」と
いう「たくさんある行為のなかのひとつ」であることを、
きちんと意識しておくことが大事なのではないでしょうか。

そうしたことを教えるのは、
まず自分の頭を使って考えること、推測してみること、
自分の言葉で表現することが十分できるようになってからでも
遅くはないと思っています。


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100円グッズで 小学校受験問題にトライ!

2008-08-28 17:24:37 | 通常レッスン
100円グッズは、もう手に入らないものもあるかもしれません。
これらを参考に、オリジナルアイデアを考えてみてくださいね。
(小学校受験をしない子も、小学生にもIQアップに楽しい
遊びばかりですよ。)

☆ 100円グッズで 小学校受験問題にトライ!(1)

☆100円グッズで 小学校受験問題にトライ!(2)

☆100円グッズで 小学校受験問題にトライ!(3)

☆100円グッズで 小学校受験問題にトライ!(4)

☆100円グッズで 小学校受験問題にトライ!(5)

☆100円グッズで 小学校受験問題にトライ!(6)

☆100円グッズで 小学校受験問題にトライ!(7)

☆100円グッズで 小学校受験問題にトライ!(8)

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