野球好きの僕が韓国で行われているメジャーリーグの二試合に全く目もくれずにいたのが不思議でならない。なぜか他人事で燃えるものがなかったからとしか言いようがない。ひとつ理由を挙げるとすれば昼間に時々高校野球を見ながら過ごして、それから大相撲を見ての生活だったからテレビから少しは離れたい気分になっていたのかもしれない。大谷翔平は、山本由伸は、ダルビッシュは、皆活躍したのだろうかなどと心のどこかで気にはしていたのだが。
僕が他人事などとメジャー韓国シリーズにひとりでしらけている間に今日の新聞には大谷翔平の通訳の水原一平氏が球団から解雇されたと言う記事だ。「僕はギャンブル依存症で…」などとの水原氏のコメントに驚きを隠せない。通訳としても名が知れるようになり、大谷翔平とのコンビで野球の練習に携わったり、かなり大谷の生活の一部にまでなっていた人が一気に全てを失った。”依存症"とは何かへの強度の依存がもたらす脳疲労が引き起こす病気のことだ。最近ではスマホ脳といわれるスマホ依存症のことが頭に浮かぶ。僕は寝る時間を調整するために15分程スマホのfacebookで動画を見ることがある。だんだんのめり込んでいって気がつけば30分を超えてしまっていることが度々起こる。これがスマホ依存症だと気がつく瞬間だ。スマホのない時代、友人と飲みながら過ごした楽しいい時間、家族や夫婦間の会話に笑いがあった頃が懐かしい。今は一人時間を楽しんでポケットの中から誘惑するスマホが友人(?)だという人が多い。スマホが時代を変えた。その気になって自己制御しないとアカン時代になったのだなぁ。