学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

天高く人肥ゆる秋(?)

2021-10-08 16:25:35 | 日記
 朝早く起きて庭に出て空を見上げるのが楽しみだ。「天高く馬肥ゆる秋」がそのまま現実に投影されているような感を覚える。早朝の雲ひとつない真っ青な空は本当に”天高く”と表現するにぴったりだ。馬肥ゆる秋の部分は食べ物がおいしくなって食がすすむ的な意味で使われる事が多いのだが本当は馬もよく食べる秋の収穫の喜びを表しているという。秋祭りに通じる収穫の喜びを表しているのが本当の意味だという。語源はさておき、コロナの緊急事態が解除されてビールも美味い、食もすすむとなると馬でなくても”人肥ゆる秋”でもいいではないか。
 話を戻して、空を見上げて雲行きの変化を楽しむ機会が多いからか我々は天候に左右されて生きているということを実感させてくれるのも秋という季節である。秋晴れの日は外に出かけてみたいし、雨が降ればどうしても外に出るのが億劫になる。日本人はこの季節、台風の発生や進路に敏感で旅行の予定なども影響を受けることをよく知っている。また徐々に冷たくなってくる空気に”衣替え"のタイミングも気になるほど天気や天候に日常を左右されている。ちなみに、最高気温20℃近辺を目安に秋衣装へ、15℃を下回ると冬支度ということになるらしい。
 ”母なる自然が世を支配する Mother Nature Rules “と言ったのはマイケル•プリチャード(「汚水を飲料水に」の技術者)。有名人であろうが無名であろうが、裕福な者であろうがなかろうが、「君の葬式(参列者)は天候によって大きくも小さくもなる」などの名言がある。身内中心の家族葬や小さいお葬式がだんだん主流になってきた日本ではもう参列者の大小など気にしなくてもよくなったのかもしれない。(自分の時はと考えるとちょっと気が楽になってきた)

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