学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

他人の過ちを受け入れる寛容性

2023-02-14 17:48:26 | 日記
 スマホの“ながら操作”で起きる事故が散歩中の僕の数メートル後ろで起きた。普段は静かな古い住宅街に「危ない!」の悲鳴のような叫びは通りすがりのおばちゃんが発した叫び。歩きながらスマホに夢中の若い二十才頃の女性と僕の横を自転車に乗ってスマホを操作しながら数秒前に通り過ぎた30才過ぎの男性の“ほぼ”追突事故。“ほぼ”と言ったのは完全な追突は避けられたようだからだ。事故寸前に男性は自転車を放り出して飛び退いて、女性はポケッとした顔で固まっている。自転車が大きな音を立てて近くの家の塀にぶつかった。お互いに「すみません」を何度も繰り返して口論もなくことなきを得た。怪我がなかったから喧嘩にもならずに終わったのだろうか。知り合いでもなさそうな二人、同じコミュニティの住人同士だからの寛容性のなせる技なのか。それとも二人のどこかに後ろめたさが潜んでいたからだろうか。ま、「よかった!」ピース!
  かつて政治学だったっけ、で学んだ平和について…“平和の始まりは周りの人に対する寛容と敬意から Peace begins with tolerance and respect for everyone.” 英語のピース(peace )という単語は「平和、平穏、安心、治安」いろんな意味を含んだ言葉だ。文の前後関係でいろんな意味に日本語に訳すことができる。その時々、状況に応じてそれぞれ対応する単語が存在する日本語はやっぱりすごい言葉だと感心する。今日のようなブログは「日本のような人口密度の高い国の社会では寛容(tolerance)や赦すこと(forgiveness) とは支払う税金のようなもの」、な〜んてカッコ良く締めるとするか。

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