学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

不快な生活に戻らないために

2020-07-03 15:20:26 | 日記
僕は時々暇を見つけてはアメリカの生活や社会情勢を知るためにコンピュータの中をウロウロする。いわゆるブラウジングだ。格好をつけるわけではないが英語でうろつくのである。アメリカ人は一般にお喋りで話好きである。一人の女性の服装についての話に目が止まった。“I dress for comfort. (私は気楽さ、開放感、を求めて服を着る)私が不快な状態にいるには人生は短すぎる(Life is too short to be uncomfortable.)”というのである。アメリカ人にはよくある独特のちょっとわがままでそれでも何かを考えさせてくれる主張である。彼女の主張は女性らしさを求めて窮屈な衣装を身につけたりハイヒールを履いたりして不快な思いをしたくないというものだ。
窮屈で不快な思いということから、アメリカ人の大統領はじめマスクを嫌うという傾向について話してみようと考えた。新型コロナによるアメリカでの死者数は12万6000人,感染者は254万人(読売新聞6/29付)というのにいまだにマスクをしない人が大半だ。実際僕がアメリカに住んでいた時もマスクはバイキンを持っている人、犯罪者というような偏見を持っていて気軽にマスクなどするものではないなどと主張していたのを思い出す。更に彼らの毎週の生活にはとにかくパーティが組み込まれている。金曜日がくれば街の至る所でパーティが開かれている。若者は特に大学生を中心にスポーツ・バーで大騒ぎだ。夜遅くまで道路に響く叫び声やパーティ帰りで深夜に大声で喋りながらホテルの廊下を歩く人達で眠りを妨げられた経験が何度もある。3蜜を避けるように自粛を要請されて素直に従う我々日本人には考えられないような彼らの生活の姿勢が今回のコロナ騒動では特に気になるのである。(まったくなんとかしろよ!)
さて日本ではどうだろう。一般にあまり大騒ぎをする習慣がない我々はただ閉塞感と戦いながらの数週間だったように思う。新聞を読んでいると日本人の多くが憂うつに苛まれ、発散の仕方が分からなくてそれこそウロウロ。先程のアメリカ女性の言葉を借りれば “悩んで憂うつになる状態を続けるには人生は短すぎる(Life is too short to be depressed!)” 第2波はなどが来ないように祈るばかり。新生活を工夫しよう!