「厳しい環境にあっても、韓国は朝鮮半島の完全な非核化と恒久平和の定着に向けた努力を続けていく」とし、ロシアに建設的な役割と支持を要請した。

2020-10-01 16:47:26 | 尹大統領は、おかしいね!
文大統領、プーチン大統領と
朝鮮半島平和増進で合意

登録:2020-09-29 02:55 修正:2020-09-29 08:05


韓ロ国交正常化30周年記念電話会談

      

文在寅大統領が28日午後、大統領府でロシアのプーチン大統領と電話会談を行っている=大統領府提供//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領とロシアのプーチン大統領は28日に電話会談を行い、朝鮮半島の平和増進に協力することで意見が一致した。

 文大統領は、28日午後4時30分から35分にわたって行われたプーチン大統領との電話会談で「厳しい環境にあっても、韓国は朝鮮半島の完全な非核化と恒久平和の定着に向けた努力を続けていく」とし、ロシアに建設的な役割と支持を要請した。大統領府のカン・ミンソク報道官が発表した。プーチン大統領はこれに対し「韓国政府の南北関係正常化の努力を評価する」とし、関連当事国間の対話の再開に期待を寄せつつ、朝鮮半島の平和増進に向けた努力に協力を続けていく準備はできていると答えた。

 両首脳は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫協力にも合意した。文大統領は「新型コロナ克服には連帯と協力が重要」とし「治療薬とワクチンの開発、公平な普及に向け、緊密に協力しよう」と呼びかけた。また文大統領は、ソウルに本部を置く世界ワクチン研究所へのロシアの参加も要請した。プーチン大統領は「韓国の防疫措置の水準は非常に高く、印象深かった」とし、韓国と緊密に協力する準備はできていると答えた。さらに文大統領は、世界貿易機関(WHO)事務総長選挙に出馬したユ・ミョンヒ産業通商資源部通商交渉本部長が「専門性とリーダーシップを備えており、最適任者」であるとして、支持を訴えた。

 プーチン大統領は「新型コロナの状況が安定し次第、訪韓が実現することを期待する」との文大統領の招請に「ロシア製ワクチンを打ってから行く」と答えた。今回の電話会談は、韓ロ国交正常化30周年を記念したもの。
ソン・ヨンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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