米国主導の有人月探査に韓国も参加
登録:2021-05-28 02:30 修正:2021-05-28 07:51
「アルテミス合意」10番目に署名
イム・ヘスク科学技術情報通信部長官は27日、アルテミス合意に署名した=科学技術情報通信部提供//ハンギョレ新聞社
韓国は、米国の新たな有人月探査計画に向けた国際協力原則「アルテミス合意」に署名した。韓国は10番目の署名国となる。
科学技術情報通信部は、米国航空宇宙局(NASA)との「アルテミス合意」に署名したと27日に明らかにした。これにより韓国は、2024年を目標とする月着陸プロジェクトに合意国の一員として参加できるようになった。この合意は、月だけでなく火星、彗星、小惑星の探査と利用に関してアルテミス計画の参加国が守るべき原則についてのもの。
現在、韓国は来年8月に打ち上げ予定の月軌道探査船(KPLO)を、NASAの協力を得て開発している。また韓国は、米国の民間月着陸船を用いた民間月貨物運送(CLPS)プログラムにも参加している。米国は、宇宙探査の競争相手である中国は当初より参加対象から外している。
キム・ジウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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