[フォト]「独島の日」これが21世紀の独立運動
バンクとイ・ジェソク広告研究所、海外サイトに独島・東海を正しく伝えるキャンペーン
10月25日の独島(ドクト)の日から、すべての国民が21世紀の独立運動家になれる。
バンクとイ・ジェソク広告研究所は25日、「独島の日」を迎え、国外サイトの独島、東海(トンへ)の地図表記の誤りの確認や通報などを奨励するキャンペーンを開始した。今回のキャンペーンのモデルは安重根(アン・ジュングン)義士、柳寛順(ユ・グァンスン)烈士、尹奉吉(ユン・ボンギル)義士で、国外サイトの日本海や竹島とされた誤表記の情報を提供し、是正することは、独立運動と同様の国を守る行為だということだと、バンクとイ・ジェソク広告研究所は述べた。
イ・ジェソク代表は本紙とのインタビューで、「戯画化したのではないかという反応はありうる。これまで独立運動家といえば厳かなイメージが強かったが、『脱権威』を核となるキーワードとして、独立運動家の姿をより大衆に親しみやすいものにするとの意図が込められている」とキャンペーンの趣旨を語った。また、今回のキャンペーンのために制作したポスターは「防弾少年団(BTS)のポスターのように家にはっておきたいポスターであればという思い」を込めてデザインしたと明かした。
今回のキャンペーンは、幼い、あるいは若い世代に独島をめぐる国際的な紛争を伝えるとともに、ポスターの中の独立運動家に対する彼らの関心を誘導しようとの意図もある、とイ代表は話した。「ポスターを制作し終えて道に立っていたら、町の小学生たちが通り過ぎたんです。『この人たち、誰だか知ってる?』と尋ねたら、3人とも知らないって」。イ代表は、最近は祝日に太極旗を掲揚する人がいなくなっており、独島もだんだん忘れ去られつつあるようで残念と述べた。
現在、全世界各地の国際機関、政府、ポータルサイトでは、東海が「日本海」、独島が「竹島」と誤記されたインターネット地図が使用されるケースが多い。バンクは「国際機関、情報機関、ポータルサイトに誤った地名が一度固まってしまうと後戻りできない」とし「国を守ることはとてつもなく大きくて難しいことではなく、私たちの小さな関心と実践が寄り集まることで、大きな力を発揮するということを強調したい」と語った。
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