どこ吹く風

旅のことを主に書く。

迷路(一)

2007年09月27日 07時31分57秒 | 西安留遊
 迷路(mi2 lu4 )道に迷うことです。
私は団体から逸れたことが何回かありました。私たち語学研修を目的に結成されたグループは若い人で59か60才、年長者で70才で私が平均年齢かな、という人たちです。
この年になるのに私は大人と話すのが苦手です。人は懸命に生きてその人なりの成し遂げたことや人生哲学を持っている。私にはそれが無い、一生懸命に生きてきたという意識がない、ただ流されてきただけである。それで引け目を感じるのか大人と話しするのがイヤです。
  グループの皆さんは教員あがりの方が多いようでそれなりの見識をお持ちの方ばかりのようです。マジメな方が多かった、私を除いて皆さんは真面目・マトモでした。

 10年ほど前、流される自分がイヤになりその自分と決別することにした、他人は他人自分は自分と。そうする為に友人との付き合いを止めた、ただのお茶のみ友達との付き合いを全て絶った、複数人が集まる会合には出席しないと宣言してそのようにした。同期会やその他の集まりに顔を出さなくなった。それは余所目には我が儘になることと同じようだ。わが道を行く、それは我が儘そのものです。
もう一つ、反省しないということも加えた。これは過去を振り返る事をしないということです。何時も前だけを見る、友人(であった人)と会っても過去のことでしか繋がりを持てない人はもう要らない、一緒に前に向かう人だけでケッコウです。
反省して何になる、お利巧になってどうなる、と考えて今は反省しない人生を送っている。

 さてこういう私が根が真面目な方々と同じグループに属するので不快な点があったでしょう。断っておきますが私は私なりの道徳律・規範を持っているつもりです。その常識で判断したのが他人に受け入れられるかどうか分かりませんし気にもしません。。

 さて8月26日出発当日、集合時間の11時半に5分遅れてロビーに行くと、この旅行を企画した日中友好協会の会長さんと団長が待っており、遅刻だと言う。集合時間は11時15分だったのだ、メンバーの皆さんは既に出国手続ををして中に入っている。那覇の国際線は複数便がかち合うことは殆んど無いので2時間前に集合することも無い、1時間前でも充分だと心に思うもカン違いを詫びて手続をする。
会長と団長は前途に不安を感じた事でしょう。(笑)

 会長から選別として100元頂きました。嬉しいものです。アッ家族からも選別を貰ったことを書いておきます。日頃金に縁の無い生活をしていると金を持つこと、しかも自由に遊興飲食費に使える金を持つなんて何時以来だろう。
たのしみだ。

 写真は先日那覇飛行場で起きた中華航空機の炎上した残骸です。