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どこ吹く風

旅のことを主に書く。

ツアー参加者

2005年12月28日 07時47分16秒 | 旅-トルコ
 参加者は30名だった。定員がそうなので人気が有ったということか。チラシによると9月から3月まで月に2~4班出発させるので中には定員割れもあるだろう。それにしてもすごい人数がトルコを楽しんでいるようだ。
往復の飛行機が満席状態だったのを見ても分かる。
 
 さて参加者は年寄りばかりである。この季節に15日も休めるのはリタイヤー組か悠々自適組しかいないのだろう。女性の年齢は分からないが旦那さんの年齢から想像するに、たぶん私よりチョットだけ若いだけだろう。

 私たちは価格の安さがイチバンの参加理由であった。料金が1日1万円以下を目途に判断している。交通費に宿泊、食事つきでその料金ならとても安いと思う。この料金で旅行社は合うのだろうかと心配もするが、数を送れば合うのだろう。
その仕組みは知らないが格安ツアーがあちらこちらの地域に拡大する事を祈る。

 半分以上が夫婦ものであったが、男性の一人での参加者もいた、女性の一人での参加者もいた。いろいろである。
 ある方に”なぜこのツアーに参加したのですか。"と問うたことがある。その方は連れて行かれた店での買いっぷりが私の常識の範囲外の買い方をしているので質問したのである。私たちみたいに安さに基準に選んだわけではないだろう。

 答えは「生活習慣病の気があるので、このツアーなら歩く機会もあって健康のために良さそうだった。」
ナットク。
その方は温和・柔和という感じの顔つきだが芯は強そうな感じの人で、帰りのタシケント空港でお世話になりました。

 それは、イスタンブール空港でトルコリラを全て使い切りドルも無くなった。タシケントの免税売店でウズベキスタンの酒を見つけたが、ドルしか使えないという。カードは使えるようだ、買いたいと妻に言うと、たった4ドルでカードは使わないと言う。酒を買うのが面白くないのだろう。私は準禁治産者並みなのでカードを持っていない。
待合室で”買って~かって~”と駄々を捏ねているとその方が財布から4ドル出して、どうぞと言う。

 こういう場合どのような態度をとるべきか一瞬考えた。
私は即座にありがたく貰うことにした。いい年こいて4ドルを恵んでもらうのはカッコ悪いが酒は欲しい、それに断るのも逆に変な気がした。素直に貰うのがお互い気持ちがいいのでは・・と考えた。
たぶん他の人なら貰らわないと思う、私だから貰ったのだと思う、ハジをあまり感じない神経回路になっている。

 妻にはお前がケチるからだヨ、と笑いながら言い残して酒を買いに行った、ウォッカの類だろう。あの酒は未だ封を切っていない、その酒はあの時手に入れていなければ二度と味わえないだろう。美味しいとか不味いとかの問題ではない。
封を切るときは、その方の事を思い出して感謝しながら飲みます。

 この参加者というテーマは書きにくい、メンバー同士をあまり知らずに過ぎてしまった。オキナワに来たら30年もののアワモリをご馳走すると最後に挨拶したが覚えてくださる方はいらっしゃるのだろうか。
みなさん、こちらに来たら歓迎します。

ウズベキスタン航空

2005年12月22日 12時37分25秒 | 旅-トルコ
 魅力の15都市を廻る!! 15日間のトルコ 全食事付
129.800円~159.800円 の文字がチラシに躍っている。
さらに37回の全食事(朝13・昼12・夕12) イスタンブール、トロイ、ベルガマ、イズミール、ミレトス、ディディム、エフェソス、パムッカレ、アンタルヤ、シデ、コンヤ、カッパドキア、ボアズカレ、アンカラ、サフランボルと地名が並んでいる。

もちろん文字の大きさ色づけされ写真が興味をそそる。地名は知っている処もあるが、知らない所はなお更魅惑的に思われてくる。129.800円というのがイチバンの魅力だ。
トロイはもちろんの事カッパドキアは言うに及ばずバムカッレの石灰棚も見たい。しかしコーヒールンバの歌詞ではないが、♪だけども私にゃ カネがない♪だ。そこでさりげなく妻に見えるようにチラシを置いた。

”あら いいじゃない、説明会に行って来て。”しめしめと思いながらも顔には出さずに鷹揚に構えてその場を離れる。そして首尾よく出発まで漕ぎつけた。
日程の都合で139.800円掛かった、それに関空発着のツアーなので往復2万数千円が余分に必要だ。幸い前後泊が要らない時間帯の発着便だったのが救いだ。

 安ツアーはJTBのタイ旅行で経験済みなので何の不安も感じないし又過大な期待もしない。”まあこんなものだろう”で済ますことにしている。15日間のほぼ全ての経費を込んで14万円弱なので文句を言う方が間違っているという雰囲気になる。

 使う便はウズベキスタン航空、聞いたことも無い航空会社だ。アフガン戦争でアメリカが基地を置き、最近断られたウズベキスタンという国、そこの会社だからマトモではないだろう。安ツアーに耐えられる会社と言うことだろう。いや、その会社に耐えられる客ということか。

 数グループのツアー客で飛行機は満席、旅行社からは人気があるのだろう。タシケントで乗換のために一時待合室へ行く。添乗員は次便の席の手配でおおわらわのようだ。別のグループは次々と説明を受けているようだが、我が方は何故か”今しばらく・・”との言葉があったあと音沙汰無し。イライラしている人もいたが、ようやく説明があった。”タシケントーイスタンブール間を15ドルの追加でビジネスクラスに乗れるが希望者はいるか、との事。それから暫らく待った後搭乗券が配られた。オーバーブックキングで我がグループの内大半の人がビジネスクラスになった。

 後日談だが、ビジネスクラスに移った人がいて、その15ドルはどうも会社ではなくカウンターの職員のポケットに入ったようだ。
こんなこともアリのお国柄で会社である。そういう事で目くじら立てるより笑って済まさざるを得ないでしょう、外国では。

 ウズベキスタン航空の良い点は、天山山脈やヒンズークシ山脈(と思われる。)を眼下に楽しめることだ。延々と続くシベリアのツンドラを退屈しながら見るよりはるかに素晴らしい風景を眺めることが出来た。
ヨーロッパへ行く機会が又あったら、ヒマラヤの外れとはいえ数千メートル級の山々が連なる光景を窓側で見たい。

トイレあれこれ

2005年12月21日 05時03分53秒 | 旅-トルコ
 各地に様々なスタイルのトイレがある。
人間の排泄作用なのでその地域、気候風土に合うスタイルがあるのは当然だろう。私が子供の頃のトイレは、簡単に言えば縦穴を掘り踏み板を二枚並べてその上に坐る式だった。
紙はトイレットペーパーなるものは無く、新聞紙を手ごろの大きさに切って釘に刺してありそれを取って使った。また読み古した雑誌をポンと置いて適当なページを破って使うというのもあった。それら新聞とか雑誌の紙を使うときは両手でクチャクチャに揉んで紙を柔らかくしてから使うのは生活の知恵ということか。
 もっとスゴイのは紙の代わりに木の葉が置いてある便所もあった。木の葉はユウナの木の葉が大きさ丈夫さで優れていたようだ。ただし葉っぱの裏側を使うのが原則、表側はツルツル滑って拭きにくいのである。

 さてトルコのトイレであるが、出かけるときは小銭を用意する必要があった。有料トイレが多いからだ。0.5リラが相場だった。スイスではコインを投入する無人トイレが多かったので、0.5フラン場所によっては0.25フラン硬貨を常に準備していないと悲劇に見舞われることになる。トルコでは会計係が常駐しているところが多かったのでコインを用意する必要は無かった。

 またスイスでは男性の小はフリーが多かったが、トルコではしっかり取られた。小で0.5リラは高い。
紙をトイレ内に用意してある所が多かったが、中には料金徴収所で渡す所もあった。それを知らずに往生したことがあった。男性の場合は必ずしも紙を必要としない時もあるので請求しないと渡さないようだ。

 トイレの形式も洋風と和風があり、様式には手動のウォッシュレットが付いており、和風には桶が置いてある。手動のウォッシュレットとは、普通に見られるボタンを押せば水が出る式ではなく、ガランを手で捻る式であった。ホテルのトイレもガランを捻る方式なのでこれが一般的なのだろう。

 タイでは1mほどのホースがありレバーを握れば水が勢いよく出る。
タイ式とトルコ式どちらが良いのか・・・命中率つまり自分が好きな箇所に水を中てるのはタイ式が良い。トルコ式は尻を動かして場所決めする必要が有る。日本で見られるウォッシュレットとの違いは、日本式では水が出るところが自動的に飛び出してきて上手い具合に尻に命中するようになっている。
ところがトルコ式は水の出口が便器の後部に固定されているので、日本式ほど命中率が良くない。

 またトルコ人はそれほど背が高いとは思えないが、小便器の取り付け位置が高すぎる。ちょっと爪先立ちになるような感じで済ましていた。また大便器も足がブラブラしそうで安定感が無かった。
水を流すレバーがなく水タンクの蓋の一部をプッシュするものや壁のボタンや板状のモノを押して流す式などいろいろあった。

ラク

2005年12月19日 17時04分38秒 | 旅-トルコ
トルコ旅行の思い出を綴るにあたりまず酒の話から入ります。
旅行から帰ってもう一月以上も経つのに今回は何故か「書く」ことが出来なかった。書くことへの恐怖症が起ったみたい、それも薄らいできたので記憶が薄らぐ前に書いておきましょう。
 トルコの代表的な酒はラク(RAKI)呼ばれ、独特の香りと水を注いだ後の色の変化が面白い。初めて飲んだのは旅も後半に入ってカッパドキアへ行ってからだった。
カッパドキアでベリーダンス観賞が設定されており、そこは飲み放題だったので話のタネにラクを注文した。小ぶりのラクのビンとチャイを入れるようなグラス、水が出された。つまみは既にテーブルに置かれていた。

 あっラクを注文したのはビールを飲んだ後だった。同行の人たちもモノは試しにとラクを口にする。独特の香りがするアニス(別名ウイキョウ)というハーブの香りである。初めての香りではない、”何とかの香り”と表現しようと後日インターネットで調べていたら、「他のハーブの香りを表す際に「アニスのような香り」と例えられる程、独特な芳香です。」とある。先を越された感じだ。で、他の何とかに似た香りという言い方ができなくなった。(笑)

 つまりウイキョウの香りということです。まずラクをグラスに三分の一から四分の一ほど入れる。そこに好み量の水で割る、すると無色透明のラクがミルク色に変わる。水割りしてあるので口当たりは柔らかく甘みを感じる。甘口の酒は悪酔いするのではないかと恐る恐る飲んだ。

 オミヤゲに買った。1本11トルコリラ(1リラが約90円)、空港の売店では免税だろうに11ユーロだった。錯覚を利用した悪質商法なのか。(笑)
家で飲んでいるが香り味に慣れてくるにつれて益々美味しく感じるようになった。手に入る方はチャレンジしてみては如何でしょうか。数日かけて1本飲み干す頃には次の1本が欲しくなるでしょう。

 旅は地酒を楽しむ良い機会なので努めて地元産の酒を飲むようにしている。これまでハズレは無かった、トルコも然り。ビールも美味しかった。ただワインは他の飲物より高くつくので味が分かるほどは飲んでいない、それでワインの良し悪しは判らない。
ラクが美味しいのでそれで十分ということです。

またまた旅へ出ます

2005年10月26日 14時28分26秒 | 旅-トルコ
10月28日つまり明後日またまた旅に出ます。
下記日程の第1日目がその日です。
当日朝早く発ちます。

 トルコは前に行き損ねたと場所です。2,3ヶ所は是非見たい場所もある、期待して出発します。今回の旅も安いツアーなので少々の事では文句が言わないでしょう。全行程バス移動なので、たぶんタイツアーと似たような雰囲気でしょう。

自由行動も若干あるので付け刃的にガイドブックを見て歩くツモリです。
今年はマニラ・スイスと旅を楽しみ又またトルコとチョット跳びすぎの感もするが全て妻の好意なので有りがたく同行させて頂きます。

とりあえず日程をメモ代わりに載せて更新は当分出来ない旨のお知らせとします。

-------日程
1日目 (2005年10月28日)
関空発       12:45 空路タシケント乗り継ぎ イスタンブールへ
タシケント着   17:15
タシケント発 19:25
イスタンブール着 22:35 着後、

2日目
イスタンブール発 09:00 イスタンブール市内観光(約2時間30分)
         チャナッカレへ(約325km、約6時間)。
チャナッカレ着 19:30 ホテル着。

3日目
チャナッカレ発   08:00 トロイへ(約30km、約30分)。
         【世界遺産】トロイ観光(約1時間)
    午後:ペルガマへ(約230km、3時間30分)。
         着後、ペルガモン王国の都ペルガマ観光
         その後、イズミールへ(約110km)
イズミール着   17:30 ホテル着。

4日目
イズミール発  08:00:ミレトスへ(約150Km) 観光(1時間)
         ディディムへ(約20Km)  観光(約45分)
         イズミール(170Km)  観光(約1時間)
イズミールホテル着 18:30

5日目
イズミール発  08:00:ホテル発 エフェソスへ(約80Km)
        エフェソス観光(約2時間)
        午後パムッカレへ (約185Km)
パムッカレ着 17:00:ホテル着。

6日目
パムッカレ発 09:00:ホテル発 パムッカレ観光(約1時間)
        アンタルヤへ(約300Km)
アンタルヤ着 16:30:ホテル着。

7日目
アンタルヤ発  09:30:ホテル発。アンタルヤ観光(約2時間半)
        午後自由行動
アンタルヤ着 17:00:ホテル着。

8日目
アンタルヤ  08:30:ホテル発 シデへ
           その後 コンヤへ コンヤ観光(約1時間)
コンヤ    18:00ホテル着

9日目
コンヤ発     08:30:ホテル発 カッパドキアへ(約230Km)
カッパドキア着  16:30:ホテル着。

10日目
カッパドキア発  08:30:ホテル発 カッパドキア観光
         昼食後、自由行動 OP ¥222
カッパドキア着 17:30:ホテル着。

11日目
カッパドキア発 08:00:ホテル発。ポアズカレへ(約240km)
アンカラ着  19:30:ホテル着。

12日目
アンカラ発   09:00:アンカラ観光
        サフランボルへ(約220km、約3時間30分)。
サフランボル  16:00:ホテル着。
13日目
サフランボル発 07:30:イスタンブールへ(約395km、約5時間30分)
イスタンブール着 19:30:ホテル着。

14日目
イスタンブール発 11:55 タシケントにて乗り継ぎ
タシケント着  19:15
タシケント発 22:40

15日目
東京着 10:10
関空着  12:55

説明会

2005年09月29日 14時33分03秒 | 旅-トルコ
 昨日(05.9.28)旅行説明会があった。一月ほど前新聞折込に入っていたチラシが目に留まった。安い企画が並んでいる、会社に問い合わせたりインターネットで閲覧して内容を確認した。
希望地はトルコである。

 トルコは2年前に行きそびれた場所だ。バムッカレの石灰棚を何かのメディアで知り是非見たいものだと旅行案内を調べてた。しかし費用とか日程の都合で中国の九塞溝に切り替えた。
仮申し込みまでしたのに手違いというかカン違いというか、ミスでダメになった。
やむなくその時は北京・西安・桂林・上海のツアーに参加した。

 今回はその時の無念を晴らす旅でもある。
説明会は希望地別に時間が異なる、会場へ行くとエジプトと書かれているので係員に尋ねると一緒に行なうとのこと。

 トルコよりエジプトの方が人気があるのだろう。
私はトルコを優先させる、エジプトは最後だ。先生のアドバイス”エジプトは最後に行くべきだ、エジプトを見るともう他のどのような所へ行っても感激しない。”という言葉がまだ胸に残っているのでそうしたい。

 直接の先生ではないが私のゼミの教授の奥さんでメタンと呼んでいた県立女史短大の教授をしていた方で、我が家にお招きしたときに話された言葉です。先生は被服が専門で織りや染めで世界各地を廻られたときの経験の感想を述べられたのでした。

 エジプト、ピラミッドは最後か・・・・
何時が最後か知らないが、できるだけそうしようと思う。