【17498】011:都 独楽のごといつかたふるる首都ひとつまだみづぎはにまはりをりたり(キタダヒロヒコ)
いつ大地震が来てもおかしくないと言われる時期にとっくに入った首都東京。
そうなんですね。ぼくらは「いつかたふるる」独楽の上でいっしょに回っているだけなのですね。
独楽が回っていることも、そしてそれが「いつかたふるる」こともわからずに。
ちょうど猛スピードで自転・公転している地球の上にいても、それがまるでわからないように。
ああ、「まだみづぎはにまはりをりたり」。
行政に携わる者も、ぼくら都民も、この歌の想像力を忘れるべきではありません。
怖く美しい歌です。
いつ大地震が来てもおかしくないと言われる時期にとっくに入った首都東京。
そうなんですね。ぼくらは「いつかたふるる」独楽の上でいっしょに回っているだけなのですね。
独楽が回っていることも、そしてそれが「いつかたふるる」こともわからずに。
ちょうど猛スピードで自転・公転している地球の上にいても、それがまるでわからないように。
ああ、「まだみづぎはにまはりをりたり」。
行政に携わる者も、ぼくら都民も、この歌の想像力を忘れるべきではありません。
怖く美しい歌です。