雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

050623 題詠マラソンから

2005-06-23 17:49:37 | 題詠マラソン2005から
【17498】011:都 独楽のごといつかたふるる首都ひとつまだみづぎはにまはりをりたり(キタダヒロヒコ)

 いつ大地震が来てもおかしくないと言われる時期にとっくに入った首都東京。
 そうなんですね。ぼくらは「いつかたふるる」独楽の上でいっしょに回っているだけなのですね。
 独楽が回っていることも、そしてそれが「いつかたふるる」こともわからずに。
 ちょうど猛スピードで自転・公転している地球の上にいても、それがまるでわからないように。
 ああ、「まだみづぎはにまはりをりたり」。
 行政に携わる者も、ぼくら都民も、この歌の想像力を忘れるべきではありません。
 怖く美しい歌です。
 
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050623 日々歌う

2005-06-23 12:18:56 | 日々歌ふ
今日この日壊滅したる沖縄を何護らむに捨石とせる

 沖縄縣民斯ク戦ヘリ
 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ
  (大田実少将、1945.6.13 自決に際しての電文から)
御高配賜る代り沖縄の永久(とは)の占領願ひし君は

理由(わけ)一つ降伏延ばし幾十万犠牲重ぬは国体護持ぞ

春秋に「国体」の文字見る度にギクリとせるはライシャワーの言
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