雲雀舞ひ羽ばたき歌ふ尾瀬の野にいつしか高く天に消えゆく
目に見へぬ細き流れの蛇行せむ水芭蕉らも沿ひて咲きける
木道の脇に群れ咲く可憐なる花ぞまだ見ぬチングルマなれ
盛り過ぐ水芭蕉をば助けむか尾瀬を黄に染めリュウキンカ(立金花)咲く
束の間に重たきガスの晴れ行きて至仏の肌に雪渓ぞ見ゆ
脇道の木道行けば金槌で鉄塊叩けと指示は立ちをり
点々と光る池塘(ちとう)に白樺の映りし孤影風にさざめく
目に見へぬ細き流れの蛇行せむ水芭蕉らも沿ひて咲きける
木道の脇に群れ咲く可憐なる花ぞまだ見ぬチングルマなれ
盛り過ぐ水芭蕉をば助けむか尾瀬を黄に染めリュウキンカ(立金花)咲く
束の間に重たきガスの晴れ行きて至仏の肌に雪渓ぞ見ゆ
脇道の木道行けば金槌で鉄塊叩けと指示は立ちをり
点々と光る池塘(ちとう)に白樺の映りし孤影風にさざめく