雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

090129 日々歌ふ

2009-01-29 23:22:52 | 日々歌ふ


<未届>の夫と妻とけふからは住民票にわれら記さる

いまさらに姓変ふるをば拒みたり別姓未だ法の否めば

淡々と区の職員<未届>の夫婦と記す書類受理せり


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090127 日々歌ふ

2009-01-27 23:08:55 | 日々歌ふ


放課後に訪ひ来る子らと人生を語りつ思ふ退職の日を


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題詠blog2009に参加します(髭彦)

2009-01-27 22:39:44 | 題詠blog2009

5回目の参加になります。
五十嵐さんに深く感謝しながら、今年こそゆっくり味わいながら走りたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。


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090126 日々歌ふ

2009-01-26 23:18:39 | 日々歌ふ


四年前雪降る朝突忽に思ひのあふれ歌となりけり


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090125 日々歌ふ

2009-01-25 23:58:27 | 日々歌ふ

      
初めての担任なせし教へ子らわが定年を祝ひくれたり

十八で別れし子らのすでにして五十路の半ばわれに迫りつ

次々にあぶりださるる若き日の面影求め互ひに見合ふ

そこここでおお誰々か!と笑ひあふ声も弾みて会の始まる

われを見て同級生の誰なるか悩みたりとふ声に笑ひぬ

回り来しアルバム写真に写りゐるわれ若かりき面細くして
(面=おも)

若さゆゑ吾も生徒も奔放に遊び学びき道も違へず

思ひ出を肴に飲めば忘れ去る過ぎ行く時も過ぎにし時も

二次会に二十二人の全員がくりだし飲みて再会誓ふ

一介の教師の道を生徒らと歩み来たればよろこびの待つ


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090118 日々歌ふ

2009-01-19 01:09:41 | 日々歌ふ


十年のときぞすでにし流れ去る同窓の友ガンに仆れて

亡き人を偲び集まる仲間にもガンを切りたる友の増えゆく

在日の友の妻君肺ガンで暮れに逝きしと知らせありたり


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聴くたびに庄司紗矢香のヴァイオリンの

2009-01-17 23:20:33 | 日々写す



           聴くたびに庄司紗矢香のヴァイオリンの響きますます深くなりゆく

             通俗のひとかけらなき楽なれどこころも身をも浸し包めり

       知と詩(うた)のともにあふれて鳴り響く庄司紗矢香のヴァイオリンの音(ね)は

            冴えわたるピアノ伴奏ありてなほ庄司紗矢香の楽の音深し

          若き日のチョン・キョンファをも想ひつつ庄司紗矢香を聴き見入りけり

             二十代半ばにしてぞかく深き音を奏でて紗矢香なりける

            鳴り止まぬ拍手に応へアンコール五曲を重ねわれら満たしぬ



        

           庄司紗矢香ヴァイオリン・リサイタル(ピアノ:イタマール・ゴラン)

                       サントリーホール、090114、プログラムから


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090115 日々歌ふ

2009-01-15 12:42:34 | 日々歌ふ


―<庄司紗矢香ヴァイオリン・リサイタル(ピアノ:イタマール・ゴラン)、サントリーホール、090114、を聴きて>

聴くたびに庄司紗矢香のヴァイオリンの響きますます深くなりゆく

通俗のひとかけらなき楽なれどこころも身をも浸し包めり

知と詩のともにあふれて鳴り響く庄司紗矢香のヴァイオリンの音は
(詩=うた、音=ね)

冴えわたるピアノ伴奏ありてなほ庄司紗矢香の楽の音深し

若き日のチョン・キョンファをも想ひつつ庄司紗矢香を聴き見入りけり

二十代半ばにしてぞかく深き音を奏でて紗矢香なりける

鳴り止まぬ拍手に応へアンコール五曲を重ねわれら満たしぬ

                               051029 日々歌う

                               051030 日々歌う

                               051130 日々歌う


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みちのくの吾妻の峰に高湯なる

2009-01-12 23:25:17 | 日々写す



             みちのくの吾妻の峰に高湯なる秘湯を訪へば雪の降りつむ


 

                               2008.12.27 福島県高湯温泉安達屋にて


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090112 日々歌ふ

2009-01-12 23:20:14 | 日々歌ふ


みちのくの吾妻の峰に高湯なる秘湯を訪へば雪の降りつむ


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