24日(木)は午後から快晴の見沼へ。
「野の花」を求めて、3時間ほどを歩いた。
先週に続き、アカバナ、アカバナユウゲショウ、アメリカイヌホオズキ、アキノウナギツカミ、イヌゴマ、カラスノゴマ、ミゾソバなどをビニールの袋に入れて持ち帰ると、吾妹がうれしい悲鳴を上げた。
それでも、吾妹がさまざまな花瓶に挿して飾ると、雑花(あらばな)ならばこその気品があって、やっぱり美しい。
25日(金)。
少々疲れ気味である。
夕方、短いほうのコースを1.3キロ=9分のペースで、調子を整えながらゆっくりと走った。
段々と調子が戻り、5周した。
心地よい汗が流れ、かえって疲れが消えた。
27日(日)。
12時から、14年前の最後の担任クラスの親御さんたちが、日本橋の三井タワー「櫻川」で僕の定年を祝って会を開いてくれた。
卒業後5年ほどは毎年1回集まっていたメンバーであるが、久々にお会いして懐かしかった。
おいしい京懐石をいただきながら、33歳になった卒業生の息子たちやお互いの近況をあれこれ語り合い、楽しかった。
会の終ったあと、お茶をするという親御さんたちにお礼を言って別れ、僕は隣接する三越本店で開催されている「日本伝統工芸展」に行った。
20日に遊びに来てくれた大学時代の友人A君が、前夜のメールで誘ってくれたのである。
正にどんぴしゃりの誘いであった。
しかも、朝のNHK「日曜美術館」も「日本伝統工芸展」を取上げていた。
そこで紹介されていた中田博士(ひろし)というまだ29歳だという陶芸家の「真珠光彩壺」の現物は、伝統と革新の統一を独創的に成功させていてすばらしかった。
端正な白磁の壷に絶妙なゆがみを入れぬ若き作家は(090928日々歌ふ)
A君は28日にデトロイトに帰り、来月14日にはトロントの空港で僕たちをピックアップして、その後の5日の旅を車で案内してくれる。
三越の中のハロッズで紅茶を飲みながら、簡単な打ち合わせをした後、20日の続きのジェンダー論議をした。
最後に、ダーウィンの『種の起原』をジェンダーの観点から読むと面白いよと勧められた。
なるほどと思う。
カナダに出かける前に、少し読んでみよう。
28日(月)。
調子も戻ったので、長いほうのコースを夕方走った。
ゆっくりを心がけたので、最後までさしたる疲れは出なかった。
86分。
タイムもまあまあ、ちょうどいい。
この調子だ。