雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

060630 日々歌う

2006-06-30 23:48:03 | 日々歌ふ
李良枝の『由熙』の初版が百円で売られてをりぬブックオフでは
(李良枝=イ・ヤンジ、由熙=ユヒ)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

060629 日々歌う

2006-06-29 18:30:22 | 日々歌ふ
―<全米の30数都市でWatada中尉を支持する行動のあるを知りて>

全米の戦を拒むシンボルに日系若きWatada中尉の

<ありがとうWatada中尉!>の声一日全米に湧く戦に抗し
(一日=ひとひ)

                   *

―<平和旅団の高齢女性十人のフィラデルフィアで逮捕されるを知りて>

をみならのなほ抗ひて捕はるる不義の戦に九十路八十路で

殺むるを殺むらるるを若人に強ひる不法に老ひの抗ふ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

060628 日々歌う

2006-06-29 00:36:55 | 日々歌ふ
寄り添へばちひさきつぼみ数多見ゆ槿の青き葉群に埋もれ

キリアンとNDTの群を抜くダンスに魂の憂ひも晴れぬ
(魂=たま)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

060627 日々歌う

2006-06-27 18:00:21 | 日々歌ふ
つかの間の陽ざしに腕を伸ばすごとアガパンサスのつぼみ広がる

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

060626 日々歌う

2006-06-26 17:52:06 | 日々歌ふ
葱花と見まがふつぼみ開きしどアガパンサスのけふも咲かざる

クチナシの強き匂ひの一瞬に鼻孔を穿ち白き花見ゆ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

060625 日々歌う

2006-06-25 23:52:21 | 日々歌ふ
―<Granny Peace Brigadeのワシントン行進出発に寄せて>

ババたちの八十路九十路を踏み越えて戦に抗すアメリカのある

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沖縄の戦止む日に

2006-06-24 07:32:37 | 非暴力による平和を
沖縄の戦止む日にアメリカでWatada中尉の戦拒めり

6月23日(アメリカでは22日)、ついにWatada中尉の部隊に出動命令が出され、中尉は同行を拒否しました。中尉はフォート・ルイス基地に拘禁され、発言も封じられています。中尉を支持する27日の全米統一行動に注目しましょう。

http://thankyoult.org/index.php
http://www.couragetoresist.org/x/component/option,com_frontpage/Itemid,1/

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

060623 日々歌う

2006-06-24 07:02:28 | 日々歌ふ
沖縄の戦止む日にアメリカでWatada中尉の戦拒めり

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

060622 日々歌う

2006-06-23 00:08:53 | 日々歌ふ
ホノルルで生まれ育てる青年の不義の戦に行くを拒めり

アメリカの憲法愛すその故に不法な戦拒むと云ふも

<愛国>の基準をしかと憲法にWatada中尉の置くを聞きたり

アメリカはひとつにあらず吾愛すWatada中尉のアメリカあるを

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エーレン・ワタダ中尉を支持する全米統一行動が6月27日に

2006-06-22 23:35:56 | 非暴力による平和を
 さる6月7日(アメリカ時間、以下同様)に、イラク戦争と占領をアメリカ憲法と国際法に反する不法かつ道徳的にも許されないものだとして、イラク派遣命令を拒否した最初の米軍将校である28歳の日系米人エーレン・ワタダ中尉への、共感と支持が大きなうねりとなってアメリカ社会を動かしつつあります。
 来る27日には、全米でワタダ中尉を支持する全米統一行動がよびかけられ、多くの都市でデモや集会が準備されて注目を集めています。ワタダ中尉の所属するワシントン州フォート・ルイス駐屯の陸軍第二歩兵師団第三旅団の最新鋭部隊「ストライカー旅団戦闘チーム」が、その前後にイラク北部モスルに派遣される可能性が強いのです。
 ワタダ中尉は今もフォート・ルイスで勤務していますが、イラクへの搭乗を拒否すれば、軍は直ちに中尉を逮捕して軍法会議にかけようとしています。最高2年の禁固または重労働を課そうとしているといわれます。

 19日にシアトルのルーテル教会大学で、ワタダ中尉の2回目の記者会見が開かれました。
 記者会見には、ハワイから駆けつけている両親とともに、アン・ライト(Ann Wright)という年配の女性が同席しました。
 ライトさんは、26年間在籍した陸軍を大佐で退役した後、国務省に16年間勤務し、ナンバー7の高官となりましたが、イラク戦争の開戦に抗議して辞職した女性です。以来、ライトさんはイラク戦争を不法な侵略戦争だとして抗議する運動の先頭に立っています。

 ワタダ中尉の父ボブさんは、「息子には法と国の最高の法としての憲法に従うよう教えてきました。…この地球に住む人々を慈しむよう教えてきました」と言い、「息子は困難な道を選びましたが、それは正しい道なのです」と強くワタダ中尉の決断を支持しました。

 イラク戦争の開始以来、すでに8000名の一般兵士が<逃亡>しているといわれますが、ライトさんによると、投獄されているのは公然と戦争を非難した一握りの兵士だけだそうです。ワタダ中尉は、将校として初めてこの一握りの兵士に続こうとしているのです。
 しかも、ライトさんが指摘しているように、ワタダ中尉はアメリカ憲法と国連憲章、ニュルンベルク裁判で国際的に承認された原則などを再確認し、侵略戦争の実行・計画・謀議とそれへの加担が明確に禁止されていることを根拠に、それらに反する<不法な戦争>への参加を強要する<不法な命令>を拒否する立場を、初めて明確にしたのです。
 アメリカ憲法と国連憲章、ニュルンベルク裁判で国際的に確認された原則などを公然と踏みにじっているのは、むしろブッシュ政権のほうなのだということを堂々と宣言しました。

 ワタダ中尉のもとには、誹謗・中傷のメールもたくさん来ているようですが、それを上回る共感と連帯・激励のメール、手紙が殺到しているといいます。しかも、後者には軍のあらゆるレベルのメンバーが含まれているそうです。
 ワタダ中尉の行動とその支援の広がりは、すでにベトナム戦争以来の軍の中における反戦の最大の動きとなりつつあると言われ始めました。
 イラクで身を挺して取材を続ける独立系のジャーナリストDahr Lamailが指摘するように、イラクから米軍を実際に撤退させるためには、兵士と将校の中にワタダ中尉の勇気と決断に続く数百、数千の後続者が現れ、アメリカ国民の世論が沸騰することが不可欠です。

 弱冠28歳の一人の日系米人ワタダ中尉の勇気と決断は、そうした歴史の画期を生み出すかもしれません。
 27日の全米統一行動の成功を祈りましょう。

http://www.thankyoult.org/
http://thankyoult.live.radicaldesigns.org//index.php?option=com_weblinks&catid=14&Itemid=38
http://english.ohmynews.com/articleview/article_view.asp?article_class=3&no=300126&rel_no=1

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする