24日(日)に鎌倉を訪ねて深夜に帰る頃から、体調がおかしくなった。
めずらしく肩がこり、ときどきなんとなく胃の辺りが痛む。
25日(月)の夜は、元の職場の若い同僚で近所に住むYさんとOさんと、駒込駅近くの隠れたる中国料理の名店「寅蔵」で飲むことになっていた。
日中いっぱい調子はさえなかったが、せっかくの機会なので夕方、自転車で出かけた。
いざ懐かしい同僚たちと飲み始め、食べ始めてみれば、「寅蔵」の料理も酒もおいしくて、体調不善などすっかり忘れてしまった。
26日(火)は、前夜いつになく早く(とはいっても11時ごろ)寝たにもかかわらず、いつまでも起きられない。
起きても、背中には倦怠感が張りつき、お腹には力が入らず、どうしていいかわからない。
倦怠の背にぞ張りつき己が身のおのが身なるをひさびさ厭ふ
27日(水)。やっと午後になって少し元気を取り戻し、天気がよかったので小石川植物園を久々に訪ねた。
走る元気はまだない。
夜は、娘が夕食を食べに来て、彼女が近々初めて行くベトナムについて、僕たちの3度の旅行経験をまじえて話が盛り上がった。
28日(木)は、埼玉県が午後から雨の天気予報だということで、見沼行きは中止となった。
体調はほぼ戻ったとはいえ、ちょうどよかった。
それでも、まだ走る元気がでない。
夜は、高校時代の友人Nさんが、仕事で行った会津若松土産のおいしい地酒を持って遊びに来てくれた。
そして、今日。
やっと、本来の体調が戻ってきた。
とはいえ、夕方走り始めたときには、5、6キロがせいぜいだろうと思っていた。
ともかくゆっくり走ろうと心がけて走っているうちに、最初は少し苦しかった呼吸が次第に楽になり、身体が軽くなっていった。
1.3キロのコースを、結局8周した。
どうやらめったにない体調不善から、無事脱出できたようである。
それにしても、なんだったのだろう。
お腹をこわすでもなし、熱が出るでもなし、なんだかよくわからない不調ではあった。
こういうこともある。
覚えておこう。