雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

大菩薩峠に登って、麓の裂石温泉の秘湯に1泊してきます

2012-05-07 23:12:28 | Weblog

旅行ばかりで恐縮ですが、明日はつれあいと大菩薩峠に登って、麓の裂石温泉の秘湯に1泊してきます。
大菩薩峠はつれあいは2回目ですが、僕は初めて。
明日は好天に恵まれそうなので、富士山などの絶景が楽しみです。
僕たちは、実は「日本秘湯の会」という会の会員になっているのですが、3年間で「秘湯の会」の10軒の宿に泊まると1回無料で泊まれるのです。
僕はつい先日の猪苗代の押立温泉で9軒目(つれあいは8軒目)になりました。
しかし、期限は何とこの5月10日まで!
それをクリアーするための、かなり無理をしての旅行です。
どうぞお笑いください。


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また福島に行ってきます

2012-04-28 21:30:09 | Weblog

明日の文字通りの早朝(多分4時半頃)に出発して、また福島に行ってきます。
北海道まで帰省の大旅行を陸路で(さすがに青森からはフェリー)することになった義妹夫婦の車で、明日は三春の滝桜をまず目指し、できればそこで夜の森から避難して三春の仮設住宅にいる僕の従兄とも会い、その後、猪苗代の押立温泉の秘湯に1泊して、僕たちは青森を目指す義妹夫婦と別れ、新幹線で帰京するという計画です。
三春の滝桜は見たい見たいと思いながら、とうとうこれまで一度も見たことがありませんでした。
原発事故でふるさとの夜の森の桜をおそらく永久に見ることができなくなって、今度こそ本気で滝桜を見てみたいと思うようになったのです。
27日には満開となり、明日は好天の日曜日でさすがに大混雑でしょうから、うまく滝桜の大駐車場にたどり着けるかどうかわかりません。
でも、あの滝桜をしっかりと見て、カメラだけでなく心の目にもしっかりと焼きつけて帰ってきたいと思っています。


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いわき市在住の滝口玲子さん「涙にかすんだ夜の森公園の桜」(4/25『朝日』「声」の投書)

2012-04-26 23:39:53 | Weblog



昨日(4/25)の『朝日新聞』の「声」欄に、いわき市在住の滝口玲子さんという方の「涙にかすんだ夜の森公園の桜」という投書が載っていました。
おそらく4/19のNHKニュースなどをご覧になったのでしょう。


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明日の早朝から高速バスでいわきに行って来ます

2012-04-17 23:20:42 | Weblog

いわき市在住のFacebookの友人たちの誘いで、明日の早朝から高速バスでいわきに行って来ます。

明日18日は、いわき市郊外の3000本の桃が咲き乱れるという「大和田自然農園」で開かれる「桃源郷祭り」などに参加します。

第一部「桃源郷祭り」(大和田自然農園)
第二部「美空ひばりの碑見学」&「古滝屋温泉」
第三部「古滝屋温泉」&「湯の岳山荘泊」(自炊)

翌19日は、平に寄っていわきカトリック教会の墓地に眠る父母と兄の墓参りをし、偶然そのすぐ近くだと分かった「日々の新聞社」にFB友の大越章子さんを訪ねてから帰ることにしました。やはりFB友になっていただいた編集人の安竜昌弘さんにもお会いできれば、最高です。
安竜さんは雑誌『世界』の最新号に論考を寄せています。
「日々の新聞社」は、編集人の安竜昌弘さんと記者の大越さんとたった3人の新聞社ですが、隔週刊の『日々の新聞』は原発事故に関しても地元福島の新聞として実に格調高く、凛とした報道姿勢を貫く素晴らしい新聞です。
僕にとって、『東京新聞』とこの『日々の新聞』なくして「脱原発」を語ることはおそらくできないでしょう。

桃だけではなくおそらく桜も咲き匂ういわきの北には、奪われてしまった僕の生まれ故郷の富岡町夜の森があります。
僕の曽祖父が100年以上前に植えた桜並木も、もう咲き始めているようです。
しかし、無人のカメラ以外にもはや観るひとはいません。
夜の森駅近くの祖父の墓を詣でることもできません。
悔しく、悲しいことです。


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3泊4日の長野中部の旅に出かけます

2012-03-27 22:49:40 | Weblog

明日の早朝から、今度は元同僚たち4人で3泊4日の長野中部の旅に出かけます。
この3月で退職する国語科のIさんの慰労会ということで、国語科先輩のNさんと数学科の現役Oさんと、Iさんの山荘がある佐久をベースに天候を見ながら長野中部の早春を楽しもうという旅です。
明日は、Iさんの山荘の近くだという一軒宿の秘湯「初谷(しょや)温泉」に泊まり、後の2泊はIさんの山荘に泊めてもらうことになっています。
天候はまずまずのようですが、例年になく遅い今年の春です。
60代3人と70代1人の男だけの旅を、佐久をはじめとした早春の信濃の自然が優しく迎えてくれることを祈りたいと思います。


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2泊3日で福島市と郡山市に行ってきました

2012-03-26 22:51:00 | Weblog

23日の午後から、2泊3日で福島市と郡山に行ってきました。
福島大学の准教授になっている海城時代の2人の教え子(小山良太くん・清水晶紀くん)と会い、小山くんが農業関係者にする放射能汚染状況の講演を聞いたり、東大の島薗進教授らと福大の彼らが行うシンポジウムに参加するためです。
この間、彼らを含めてフクシマの取材を精力的にやってきたフリーライターの義理の息子・有太マンの運転です。
有太マンが構成を担当した『週刊朝日』の「FromF」という半年にわたったグラビア連載が、現在発売中の3月30日号でちょうど完結し、その記念に、去年の6月に小山くんと清水くんを有太マンに引き合わせてそのきっかけを作った僕にも声がかかったのです。

泊まった福島市内の23日の夜には思いがけない、かき氷のような雪が降り積もったり、25日の夕刻にも福島大学周辺にまた雪がちらついたりでしたが、2泊3日の充実した旅を終えて、無事帰ってきました。
小山くんがメイン講演をした郡山市の「福島視察・全国集会」と、小山くんがパネリストとして加わった福島大学での「特別講演&シンポジウム in 福島大学」は、両方とも充実した内容で大いに勉強になりました。

1.福島視察・全国集会
「農から復興の光が見える~有機農業が作る持続可能な社会へ~」
主催:福島県有機農業ネットワーク
日時:3/24・3/25
会場:ホテル華の湯(郡山市磐梯熱海温泉)

小山良太「福島県内における放射能汚染の実態と今後の対策」

2.特別講演&シンポジウム in 福島大学
「放射能災害と被曝リスク~原発事故から1年、リスクはどう語られてきたか~」
主催:福島大学経済経営学類
日時:3/25
会場:福島大学共通講義棟L4教室

★ 特別講演①
「原発災害と医学者の倫理」
 講師:島薗進氏(東京大学大学院教授、宗教学)
★ 特別講演②
「原発災害後の報道と専門家の発言」
 講師:影浦峡氏(東京大学大学院教授、言語メディア論)
★ パネルディスカッション①
「余計な被曝をいかに避けるか」
 パネリスト:影浦峡(東京大学)、島薗進(東京大学)、遠藤明子(福島大学)、小山良太(福島大学)
★ パネルディスカッション②
「被曝リスク負担の公平性を考える」
 パネリスト:影浦峡(東京大学)、島薗進(東京大学)、後藤忍(福島大学)、永幡幸司(福島大学)

関連した以下のサイトを、ぜひご参照ください。

小山良太「福島県における放射能汚染問題-実態把握を踏まえた安全対策の必要性-」 (『農中総研 調査と情報』2012年3月号)

島薗進「日本の放射線影響・防護専門家がICRP以上の安全論に傾いてきた経緯(1)~(5) ――ICRPの低線量被ばく基準を緩和しようという動きの担い手は誰か?――」など

影浦峡「中川恵一氏を擁護する(「専門家」の見解をどう捉えるか(3))」




正面の建物が「特別講演&シンポジウム in 福島大学」の会場ですが、その手前に見えるのは放射能測定装置です。
ここで測定された放射線量が、学内のあちこちに立っている電子掲示板に「現在の放射線量」として掲示されているようです。
去年の6月に来た時にはなかったので、少々ショックを受けました。




電光掲示板の数値を見ると、0.276マイクロシーベルトで、決して低い数値ではありませんが、意外にそう高い数値でもありません。
ところが、これが何と1週間ほど前に放射能測定装置の周辺だけを徹底的に除染した「偽装」だというのです。
実際には、キャンパスの大部分は0.8マイクロシーベルトもあるといいます。
果たしてこうした事実を、学生たちは知っているのでしょうか。
しかも、このような「偽装」は福大だけに限ったことではないという話も聞きました。
もしそれが事実だとすれば、学生や市民、とくに子どもたちへの許しがたい犯罪だと思います。

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デタラ目委員長が土壇場で初めてマトモな発言を…

2012-02-20 23:25:53 | Weblog

斑目原子力安全委員長が、ストレステストの一次評価は「再稼働とは関係ない。二次評価まで終わらなければ、安全性の判断はできない。一次評価は安全委が要求している(安全性の)レベルに達していない」( 『東京新聞』2/18)と、民主党川内博史衆院議員との会談で発言したことがニュースになりました。
『東京新聞』の関連記事の大きな見出しは、「『デタラメ』覆すか」というものです。
続いて、昨日の『東京新聞』(2/19)は、枝野経済産業相が単独インタビューで「電力不足を理由に再稼働を目指す動きをけん制」と明言したことを伝えています。

信じがたいようなデタラメ・無責任発言に終始してきた斑目委員長も、原発事故以後、官房長官として「直ちに人体に影響を与えるレベルではありません」と繰り返して、放射能汚染の深刻さを隠蔽し続けた枝野経済産業相も、いまだにその犯罪的な言動に対する責任を何ら取っていない、いわば「戦犯」です...。
その二人が相次いで、原子力ムラがねらう原発再稼働にブレーキをかけるような発言をしたというわけです。
その直接の背景に何があるかも明確ではありませんし、二人がこうした発言を一貫できるかどうかも怪しいといえば怪しいでしょう。
しかし、この二人がこのような発言をした背景には、国民の間の脱原発への世論の大きなうねりがあることだけは間違いありません。
彼らがこうした発言を一貫して、さしあたり原子力ムラがねらう早期の再稼働が阻止されるとすれば、それはもちろん歓迎できます。
しかし、だからと言ってこれまでの彼らの「戦犯」容疑が解消されるわけではないことを、しっかりと覚えておきましょう。

「枝野幸男経済産業相が本紙の単独インタビューに応じ、需要がピークを迎える夏の電力対策で『どういった場合でも対応できるよう最大限の努力をする』と述べ、原発の運転ゼロを想定していることを明らかにした。原発の再稼働では安全性を最優先に判断する考えをあらためて示し、電力不足を理由に再稼働を目指す動きをけん制した。」(1面)

「『まったく別次元の問題だ』。本紙の単独インタビューに応じた枝野幸男経済産業相は原発の再稼働を認めるかどうかは『安全と安心』が最優先されるとし、電力需給と結び付ける考えを明確に否定した。自身を含む関係閣僚による再稼働の政治判断の材料として、立地自治体に説明できる安全度の確認と、住民らの一定の理解という二点を挙げた。」(3面の「一問一答」のリード)


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明日10日の早朝から12日まで越後湯沢舞子スキー場に行ってきます

2012-02-09 23:03:01 | Weblog

未曾有の豪雪のようです。
新潟などでは、過疎と超高齢化の進む村で雪下ろしなどによる高齢者の死が激増しているといいます。
その最中にスキーなどをとためらいもありますが、明日10日の早朝から12日まで越後湯沢舞子スキー場に、つれあいと義妹、その仲間たちと一緒に行ってきます。
僕は、10数年前に義妹の夫ツンちゃんの故郷である北海道のルスツで初めてスキーの楽しみを知り、1昨年から義妹のヒロちゃんに誘われて舞子スキー場に行くようになって3回目です。
つれあいは、何十年かぶりでルスツで一緒に滑った後は初めて。
果たしてどうなりますか。
安全第一に楽しんで来ようと思います。
しばらく、FBアップはお休みします。
みなさんもよい連休をお過ごしください。


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今夜0:50からビキニ水爆実験、第5福竜丸事件のドキュメンタリー放映!

2012-01-29 22:47:36 | Weblog

今夜0:50からです!
日テレ系でビキニ水爆実験、第5福竜丸事件についてのドキュメンタリー放映!

「3・11大震災 シリーズ27 放射線を浴びたX年後 ビキニ水爆実験、そして…」
 放送時間 : 1月29日(日)24:50~
 ナレーター : 鈴木省吾
 制作 : 南海放送
 再放送 : 2月5日(日) 11:00~  BS日テレ
2月5日(日) 18:00~  CS「日テレNEWS24」

「1954年。18ヶ所の漁港に鳴り響くガイガーカウンターの音。水揚げされる被ばくマグロ。南太平洋から戻るマグロ漁船の船体や乗組員の衣服、頭髪、そして魚からも、強い放射能が検知された。アメリカが太平洋で行った水爆実験は、広大な範囲で大気と海水と魚などを汚染。「放射性物質」は、日本やアメリカ本土にまで届いていた。しかし事件から7ヶ月後。被ばくマグロが続々と水揚げされる中、日本政府は突如、放射能検査を打ち切った。数日後、両国政府が文書を交わし、事件に幕を引いたのだ。人々の記憶から消え、歴史から消し去られた被ばく事件。なぜ、これまで明るみに出なかったのか。そこには、両政府の思惑と人々の切実な思いがあった。8年にわたる取材から事件の全容を浮かび上がらせる」


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若松丈太郎+アーサー・ビナード『ひとのあかし』(清流出版、1,700円)

2012-01-27 14:15:21 | Weblog


3・11後、その存在を初めて知り、最大の尊敬の念を抱くようになった南相馬市の詩人若松丈太郎さんと、3.11以前から深く敬愛してきた在日米人の詩人アーサー・ビナードさんが、写真家の齋藤さだむさんと組んで、『ひとのあかし』(清流出版、1,700円)という素晴らしい本を出版しました。
Amazonで注文していたその本が、今朝届きました。
奥付を見ると、発行日はなんと2012年1月27日、つまり今日です!

構成は、以下の通りです。


桜と予言と詩人――アーサー・ビナード
Cherry Blossoms, Prophesies, and Poet――Authur Bonard

ひとのあしおと <2011年5月>
What Makes Us <May, 2011>

みなみ風吹く日 1 <1992年11月>
South Winds 1 <November, 1992>

みなみ風吹く日 2 <2008年8月>
South Winds 1 <August, 2008>

神隠しされた街 <1994年8月>
Disappearances <August, 1994>

読者のみなさんへ――若松丈太郎
Afterword――Wakamatsu Jotaro


ビナードさんは序文で、こう書いています。

「本書におさめた『神隠しされた街』は1994年に発表された。2011年3月11日以降にこの詩と出会う読者はみんな驚嘆して、鳥肌が立ち、読み返して再び驚き、『予言だ』とささやく。ぼくは100回以上読んで、それでも鳥肌が立ち、若松さんの見事な構成と描写に、なんとか英語でも近づこうと、翻訳に励んだ。そして、やはり『予言だ』と繰り返しいった。/すると若松さんは『わたしは予言者ではまったくない。ただただ観察して、現実を読み解こうとしただけのこと』と答えた。さらに、『わたしの見方が、大きくハズレていたらよかったのにと、毎日考える』とつづけた。」

書名となった「ひとのあかし」を載せておきます。

ひとは作物を栽培することを覚えた
We humans, long ago, learned to grow crops,
ひとは生きものを飼育することを覚えた
 learned to raise animals too.
作物の栽培も
生きものの飼育も
 THe crops we grow, the animals we raise:
ひとがひとであることのあかしだ
 all living proof we're human.
あるとき以降
 Along the way, though, things changed.
耕作地があるのに耕作できない
 A field waiting to be planted,
but from now on, no crops must be grown.
家畜がいるのに飼育できない
 A barn full of animals,
but raising them just adds to the damage.
魚がいるのに漁ができない
ということになったら
 Fish are there in the sea,
but the fisherman's catch
 is no longer fit to eat...
ひとはひとであるとは言えない
のではないか
 which is where we stand.
What makes us human?


脱原発と住民本位の福島・東北の復興を願う多くの人びとに、ぜひ手にしていただきたい本です。


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