●放射能の不安5
昨夜、原発の事や放射線についてもっと知りたいと思いネットで調べていた時
平井憲夫さん と言う方の手記がある事を知りました。
実際に原発で20年間従事し、その原発のありのままを手記として残して1997年にガンで亡くなったそうです。(福島原発の事も書いてあります)
読むうちに私達人間は子供の火遊び的なことをしているのではないかと思いました。 そして、「オール電化」などと言って電気に100%依存した生活がいかにも快適で自然環境に良いかの様なことを洗脳していますが、現時点において電力のほとんどを原子力と火力に頼っていて原子力にどんどんシフト、増設しようとしている現状では、事故が無くても日本中が被曝しない人が居ないと云った事にも成りかねないとも感じました。 つまり、「自分さえ良ければ」的な考えでは現状の「オール電化」は魅力でしょが、自分達の住む環境を危険な状態にしてその上での「電化による快適」なんて馬鹿げた話だと・・・快適さのリスクは快適な生活をした人間にもかかって来る訳で、そのことに私も含め多くの人が気付く絶好の機会だと思います。 もしかすると、今回の地震はその事に気付かせるための地球からの全人類に対する警告だったのかも知れません。
私は、「オール電化」ではなく、「オール自然エネルギー電化」を掲げるべきだと考えます。
この時に、誰も太陽光パネルを付けてオール電化しているじゃないかと思う人もいるでしょうが、一般家庭で一番電気使うの何時ですか? 夜に太陽はありません。 新築マンションとかみんなオール電化と云っていますが、マンションに太陽光パネルはありません。有っても世帯数が多いですから恩恵はほとんどありません。 原子力による電力需要を二次曲線的に増やしているだけです。
多様な自然エネルーギーを使えるようになって、昼夜を問わず電力確保出来て本当のオール電化による快適生活だと思います。
原子力や火力発電の増設ではなく前述のような取り組みにより原子力や火力発電所の減設を推し進めることが、この日本、いや、地球にこれからも私達が住み続ける為に重要な事だと感じました。
この手記を読むと、とても怖い話が沢山書いてあり、途中で読むのを止めようかとも思いました。 でも、臭いものに蓋をせず、本当の現状を知識として持つ事が自分達の行く末の進路を正し、身を守る事になると思います。
PS. 原発の怖い話ばかりで恐縮です。 本件の平井さんの手記について反論記事も有るようです。 多方向からの情報解析が必要だと感じますが、どれが本当なのかは原発関係者でなければ分からないのかも知れません。 でも、この様な事故が実際に起きる訳ですから、私の自然エネルギー利用に対する方向性は間違っていないと思います。