今年になって、やけに高校時代に友人とサイクリングした事が思い出されて、何度かブログにもその事を書きました。
今日、家に帰ると中学の同窓会開催のおしらせの葉書が来てました。
そこには、前回の同窓会から今までに3人の同級生が亡くなったと記されていたのですが、その中にその厳しくも楽しかったサイクリングを共にした友人の名前がありました。
早速、同窓会長の携帯に電話を入れ、何時亡くなったのかと聞くと、高校時代に野宿サイクリングを決行した思い出が脳裏に浮かんで是が非でもまたあの泊めて頂いた何処か分からないお寺を調べたいと思い立った時期に合致。
あのお寺がずっと見つからずにいたのに、夏になってふとスマホで地図を開いた場所に偶然にもそのお寺が見つかったのも、きっとあいつが影でスマホの地図で教えてくれたんだろうと思う。
「あいつも、あの時二人で旅したサイクリングの思い出はずっと死ぬまで覚えていたんだろうなぁ~」
そして、「お互い退職後にまた一緒に走ろうよ」って連絡したいと思っていて、下調べのつもりで、来週にでも一人で行ってみようかと、会社には仮の休暇届けも出して同僚にもそんな話をしていました。
その矢先の情報だっただけに、涙が溢れてしまいました。
前回の同窓会の席でも、二人で楽しく盛り上がって、二次会も終わってから家まで妻の運転で送ってあげた。
いろいろ事情もあって新聞にも訃報を載せなかった様で、全く知る術が有りませんでした。
こんなことは過去にも何度か経験しているので、今更不思議な感じもしないけど友人が先に死んで行くって悲しいですね。
「ふと、友人を懐かしく思い出したら直ぐに電話しないといけないな」と何時も自分に言っているのにそれがなかなか出来ない。
これからはもっと多くなるかも知れないので注意していこうと思う。