本来、ぶどう苗の定植はバラと同じで春とかが良さそうです。
夏の間に根が張って丈夫な状態で冬を迎えられます。
でも、棚の完成がこの時期になってしまったので、植え付けます。
これが、前回も紹介しましたシャインマスカットの苗です。
昨年茎の中にブドウ虫に入られて枯れたのですが今年、復活しました。
出来上がったぶどう棚の下に幅約1m深さ50cm程の穴を掘りました。
底に周囲の雑草を捨てるの面倒なので入れちゃいます。
そこへ、牛糞と少し鶏糞を入れてスコップで良く混ぜて一旦平らにします。
その上に苗の高さを合わせるために掘った土をこの上でふるいに掛けて入れて行きます。
苗の高さが決まったらを埋め戻す土を作ります。
掘り出した土をふるいに掛けて石を取り除きます。
一輪車の上でふるいに掛けて、一杯になったら牛糞、鶏糞、苦土石灰を少し入れて更にEMボカシ堆肥も加えて良くかき混ぜておきます。
そこへ自家製堆肥をいれますが、大型堆肥場の方はまだ熟成が終えていないので、コンポストで作った昨年の堆肥を使います。
生ごみが主で芝刈りした葉や、貰ったおが屑なども入っていますが、EM等の菌資材を入っているので分解が早く、既に土になっています。
これをスコップ2杯分混ぜます。
同じ要領で一輪車2杯分の土を、苗を入れた穴に埋め戻します。
一番下の部分は多分接ぎ木されている様に見えるため、土に埋まらない様に出しておきます。
つるの長さも丁度手頃になっていました。
子つるの分岐も丁度良い場所になっています。
下の方の葉っぱは油断した隙にたった2、3日でアゲハチョウの幼虫に全部食べられて無くなってしまいました。
周囲に外輪山の様な山を作って水が留まる様にします。
バケツ2杯分の水を浸透させながらゆっくり入れて行きます。
あとは、先日張ったワイヤーに麻ひもで誘引して完了です。
猛暑のおかげでここまで来るのに4カ月も掛かりました。
今度の冬を乗り切れれば来年はもっと成長できると思います。
実が成るのは再来年でしょうか??
「待つ」と言うのはもどかしさも有りますが、考え方次第で「楽しみ」にも変えられます。