0010110 ハートの贈りもの―2020―黄金時代08年 

2020-光あふれるニューアースを共同創造し、さらにアセンションを目指します。ワンネスを体現していきます。

二元性の統合; 陽と陰が反転するとき―驚きの”祝祭”セッションふたたび

2015-10-14 23:01:15 | 過去世レポートシリーズ
2015-9-10の”祝祭”セッションから、ご紹介。

「ライトワーカーへのメッセージ」に続いて、再びこの時期にタイミングを合わせるかのように、”祝祭”セッションのクライアントさんを通じて、非常に重要なメッセージが私たちに届けられました。まずは、その部分のセッション記録をお読み下さい。

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一つ目:小さな小さな存在の世界の男の子

私は、丸い虫の着ぐるみ?を着た妖精のような存在でした。着ぐるみを脱ぐと、肌の色が黄緑色の人間のような存在です。腰の辺りに茶色い布を巻いている、ピーターパンみたいな男の子です。歳は15歳~17歳位。
この丸い虫の着ぐるみを着ると景色に溶け込んで保護色になり、空も飛べるようでした。
家は「白雪姫と7人の小人」の小人達の家のようなメルヘンなお家です。そこで、父を弟と3人で暮らしています。母はいません。亡くなったようです。

そこで、私が生まれた時に時間を遡りました。母の顔が見えます。現世での母です。すぐに分かりました。父と弟は、知り合いかもしれませんが、わかりませんでした。

母が亡くなった時に時間を遡りました。私達の集落に、化け物のような存在が襲ってきて亡くなったようでした。この世界に化け物がいるのか???見ると、ミミズの頭の部分がいっぱいあるような化け物が襲って来ます。
父は、森の警備のようなことをしています。私は高い場所で見張りをしていました。ある日、その化け物がこれまで見た事が無いほど大量に襲って来て、私達の集落は耕されるように消えてしまいました。虫の着ぐるみを来ていた何人かは空に逃げました。私も空に逃げました。父と弟がどうなったか分かりませんでした。その場面までは、この世界がファンタジー界だと思っていましたが、これは地球だ!と気付きました。そして、私達は小さな小さな存在。例えば、耕耘機で土地を耕すと、あっという間に吹き飛んでしまう。小さな小さな存在です。

この話は何を言わんとしているのか、narudekoさんから促され聞きました。
すると「これは地球の悲しみです」と言いました。「小さな生き物や植物、それらを全く顧みず、耕されてしまった土の悲しみです」とも言いました。突然、激しい悲しみが押し寄せてきて、泣きに泣きました。

narudekoさんが泣いています。私という小さな小さな存在に、優しく語りかけてくれました。
そして、私達へ伝えたいメッセージはありますかと聞いています。
小さな私は「皆で協力しよう」と言いました。
そうだね、そうだね、協力しよう。
現世の私が「(酷いことをして)ごめんなさい、、」と言います。
すると「もともと許しています」と答えが返って来ました。

思ったこと:

非常に複雑な気持ちでした。
この小さな存在は被害者で、現世の私は加害者です。
どう転んだところで、生きているだけで、破壊者です。つい、蚊だってパチンとしてしまいます。
だからきっと「もともと許している」と言っているのだと思えました。
許す許さないの問題ではきっと無いんだ。きっと違う道があるんだ。そう思いました。

ハートコミュ9月お誕生会での「未来の森」は、ここに繋がると感じました。
未来の森へ植えられる苗木は、彼等の新しい安全な森になっていく。その考えが浮かんだ時、ジーンとしてしまいました。この「未来の森」を提案し、企画として広めてくれたお2人に感謝です。ありがとうございます。

それから、セッションの録音を聴いていて分かったのですが、narudekoさんが語りかけてくれて、慰めてくれて、それによって、小さな存在の私は癒されている。聴いてもらうだけでいい。そんな存在の声を聴いてくれているのですね。それが、narudekoさんのお仕事なのですね。有難いことです。本当に。


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(なるでこから)

終盤になって背負い投げをくらったような、「あっ!」とのけぞるような驚愕を味わったセッションでした。深かったですね~。

ちょうど、9/28の9月のお誕生会瞑想で、「ガイアの声を聞く」、「ガイアに未来の木を植える」という合同ミッションを行ったのですが、クライアントさんも書かれている通り、この9/10のセッションは、そこと繋がっていたんですね。「ライトワーカーのメッセージ」の9/5のセッションといい、「ガイアの生きものたち」の声を聴いた今回のセッションといい、最高潮を迎えた愛の津波、Wave Xのせいでしょうか、9月は、思いがけず非常に高いところと繋がった記念すべき月でした。

さて、今回のセッションでは、私が何を考えながら進めていったか、最初から振り返ってみましょう。

クライアントさんが降り立ったところはどうやら森の中、まるでアニメのような世界でした。ファンタジー界のキャラで登場するのかと思いきや、どうやら姿は「虫」っぽい。では、玉虫色の虫なのかと思いきや、実は、それを着ぐるみのように着ている小さな男の子が本人でした。何故、そのような着ぐるみを来ているのか、理由がわからない。

森の中に、小さな家がありました。ファンタジー界のパラレル・セルフを持っている人がいても全然不思議ではないので、どういう人生を送るのか、私も興味深々でした。

ところが、話はだんだんホラーじみていきます。母が、怪物によって殺されてしまったのです。この世界には、まるで”進撃の巨人”のように、村の人々を脅かす恐ろしい敵がいるらしい。ミミズが多数集まったような、メドゥーサのような、頭?を多数持つ巨大な怪物です。

おお・・・、これはいったい、どのような話に発展していくのか( ̄□||||!! 私も予想がつかなくなりました。ドキドキし始めました。

クライアント(少年)も含め、村人たちは日々見張りに立って、何とか怪物の襲撃に備えようとしています。が! ある日、いちどに大量の怪物が襲ってきて、村は全滅してしまいました。クライアント始め、虫の着ぐるみを着ていた数人だけが、命からがら、空へ飛び立って逃げのびました。(虫の着ぐるみはカモフラージュ、身を隠しつつ、いざとなれば飛んで逃げるためのものだったんですね。)

大悲劇です。ヾ(@† ▽ †@)ノ

ここで、混乱しました。この時、クライアント(少年)は、殺りくの様子を「耕された」という言葉で描写したのです。この言葉に引っかかりました。この状況にふさわしい表現なのかどうか。何故、、クライアントはその言葉を選んだのか。

また、この苛酷な退行体験から、HSやガイドはクライアントに何を学ばせようとしているのか、その意図もわかりませんでした。ですから、ストレートに、クライアントに、この体験の意味を聞いてみることにしました。

その答えが口から出た瞬間、クライアントと私の両方に、一気に、気付きがやってきました~! 愕然としました。これは~、人間を襲う化け物の話ではなかった! 人間が化け物の側だったのです。人間が耕運機で耕し、ひっくり返し、根絶やしにしてきた、大地に住む小さな生きものたちから見た世界だったのです! うわ~~ w|;゜ロ゜|w  陰と陽が、内と外が、上と下が、ひっくり返りました。彼らから見たら、耕運機は、ミミズのような多頭の化け物、虐殺者、恐ろしい敵だったのです。立ち向かうすべもない、圧倒的で、冷酷無比な殺人マシーン。

私も、そしておそらくはクライアントも、自分が被害者になる状況というのは容易に想像できても、これほどの「加害者」になり得るとは予想もしていませんでした。

「これは地球の悲しみです」と言いました。「小さな生き物や植物、それらを全く顧みず、耕されてしまった土の悲しみです」

これに気づいた時、この小さな生きものたちの、そして、その小さな生きものたちを育んでいた母なる大地・地球の悲しみがどっと押し寄せてきて、もう、もう、、泣かずにはいられませんでした。大泣きしているクライアントと一緒に私も泣きました。プラクティショナーは、クライアントの感情に同調してはいけない、これは鉄則なのですが、ここでは、私はあえて泣くことを選びました。泣きたい、そして詫びたい、と痛切に思いました。また、そうしなければいけないと、ハートで感じていました。

私は今日、ここで、このガイアに生きる小さな生きものたちからメッセージをもらうために、このセッションを行ったんだ! それに気がつきました。

何てセルフィッシュ/自己中心的だったのでしょう。何て無神経だったのでしょう。「畑を耕す」、たったそれだけの行為に、どんな「悪」の存在も想定していませんでした。しかし、立場を入れ替えれば、そこには「大変な罪」が隠れていたのです。人間は、地球において知の頂点に立ち、他のすべては自分たちに奉仕するために存在している、と勝手に思いこんでいる。しかし、どこにそんなルールがあるのだろうか、自分たちで勝手に作ったルールではないのか。「知性があろうとなかろうと」、生きものの命に変わりはないのではないか。

「Law of One/一なるものの法」を学んでいる今だからこそ、とりわけ、自分たちの無神経な行為の残酷さにショックを受けましたね、この時。私は今や、自分がすべての存在と一つであることを知っています。それなのにね、日々、何かを「殺して」生きているのですよ。私たちは、動物にせよ、植物にせよ、「殺さなければ」生きていけない存在なのです。

カルマという言葉が浮かびました。すべての生きものが巡っている生と死の輪が浮かびました。

小さな私は「皆で協力しよう」と言いました。
そうだね、そうだね、協力しよう。
現世の私が「(酷いことをして)ごめんなさい、、」と言います。
すると「もともと許しています」と答えが返って来ました。


この話は、「生きものを殺すのはひどいことだ」、「殺すのをやめましょう」、そういう短絡的な話ではないんです。

「もともと赦しています」

そうなんですね。殺さなければ、生きていけない状況というのは存在します。そのようにして成り立っている世界というのものが、確かに存在します。また、私たち自身も、ソウルの進化の過程では、この植物や動物の第2密度の段階を通ってきています。この宇宙においては、同じ創造主のエネルギーをもらい、すべてが平等のもとに生まれています。だから、順番として、殺す側で生きることを、誰かに責められるわけではない。裁かれるわけではない。

ただ、いえ、だからこそかな、”気づいて”いたいと思ったんですね。無意識・無神経・盲目の状態ではなくて、自分が何をしているか、自分の行為を、常に”気づいて”おきたい。しっかり認識しておきたいと思ったのです。

そして、その”気づき”の先に、”感謝”を持ちたいと思ったんです。心から。

手垢がついたフレーズだけど、”生かされていることへの感謝”、彼らの悲しみを足の下に踏みつけて歩く私たちには、それしかしてあげられることがありません。やっぱり、自分はガイアに支えられていること、ガイアの無償の愛で育まれていること、小さな生きものたちから赦されて生きていること、そのようにして”生かされていること”への感謝を、どんな一瞬も忘れたくない、そう思いました。

クライアントさん個人へではなく、セッションの場を借りて私たち人類全体へ送られてきた、ガイアからのメッセージだと思います。しかも、言葉で告げられるのではなく、その痛みを共有させてもらいました。その小さな生きものになってみるという、素晴らしい体験をさせてもらいました。

大切に受け止めたいですね。第3密度を終わろうとする私たちに、記念のように最後に贈られたプレゼントです。

いやあ、これからは、畑の虫を見ると、その中に思わず小さな小人を探してしまいそうです。ヽ(=´▽`=)ノ  ”虫の着ぐるみ”というこの設定も、すごかったですね。どんな姿形をしていても、その中には、同じ光の存在が、「創造主の一片」が入っているという法にも通じていて、本当に学ぶところの多いセッションでした。






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