猛吹雪に思う

今日、明日と道内は猛吹雪になるということで、テレビ、ラジオは警戒を呼び掛けている。冬の猛吹雪には忘れられない思い出があり、私は、毎年、必ず思い出し、感謝の祈りを捧げている。

私が中学一年生の冬であった。当時、父親の勤務の関係で私たち家族は北村（現、岩見沢市北村）の北村立東小・中学校に住んでいた（今は無き学校だが、父親がその学校の校長であり、学校と住宅が繋がっていた）。ちょうど、今頃の季節であったと思うが、私が急性盲腸炎（虫垂炎）にかかった。外は猛吹雪、そして当時の北村大願、中小屋地区は冬は陸の孤島と言われるほど不便であった。病院は岩見沢へ出なければならず、そのためには徒歩で峰延駅まで行くか、直接岩見沢へ出るしかなかった。峰延まで２～３時間ほど、岩見沢へは４～５時間という距離である。猛吹雪の中、しかも腹痛の私を歩かせることもできず、両親は猛烈に悩んだはずだ。そして、近所のKさんに相談した。結果、Kさんは農業を営んでいたので、馬車で岩見沢まで運んでくれることになった。馬橇を馬に曳かせて数時間、猛吹雪の中を無事に岩見沢市立病院まで届けてくれたのであった。今で言うホワイトアウト状態の中、馬も手綱をとるkさんもよくぞ歩き通してくれたものである。母親と私は、馬橇にテントを巻いた中で横たわっていた。病院に着き即手術で何とか助かったのだが、あと１時間後ならば、盲腸が破れてしまい、大変なことになっていたかもしれないと聞かされた。まさしく、Kさんは私の命の恩人である。

かけがえのない仲間たち

数日前のこと、私は寝不足が原因でミスを犯してしまい、合唱団の仲間たちに迷惑をかけてしまった。昨日の定例練習の冒頭に、言い訳（嘘ではない）と謝罪の言葉を述べさせてもらった。聞いていた団員の表情は決して冷たくはないように思えて嬉しかった。むしろ、温かさを感じさせてくれた。そして、練習が終わり別れ際、数十年来の合唱仲間であるNさんが「先生、よく眠るようにしてくださいね。」と暖かい言葉を掛けてくれた。良き仲間に恵まれた幸せを感じつつ家路に着いた。私にとって、かけがえの無い仲間たちである。

雪

またまた雪がテーマです。なんとか、これを最後にしたいものです。恒例の我が家の居間から見える風景ですが、今朝はこうなりました！

 

 

雪

1月中に少し低くなっていた雪山が、昨日、今日と降り続く雪で高さを増して来た。もう雪はいらないよ！

 

 

コロナ禍はいつまで？

新型コロナ感染が始まってから１年が過ぎようとしている。妻が入院している病院でも、昨年の２月２５日から面会禁止令が始まった。それ以来、８月、９月、１０月に各一回、１０分程度の面会は許されたが、１０月５日以降は全く会えていない。この状態がいつまで続くのかは医師にも予測がつかないようである。いつ何時不測の事態が起こるかわからないという妻の病状を考えると、一日も早く面会禁止令が解除されることを祈るばかりである。