11月も残り数日となった。激動の2017年も間もなく月めくりカレンダーが最後の一枚となる。振り返ってみると、あれよあれよの1年になりそうだ。春3月、ようやく雪融けも進んで懐かしい土の香りも漂い始める頃、突然の妻の発病、5ヶ月余の入院生活が始まった。家事全般が不得意と言ううより、全く出来ない8703であったが、生きるためには食べなければならない。洗濯もしなければならない。ゴミの分別もしなければならない。銀行にも行かねばならない。買い物もしなければならない。等々々・・・・・!まさしく悪戦苦闘の数ヶ月であった。しかし、私にとっては貴重な経験であったとも思っている。
これまでのように、何もかにも妻に任せ切りの生活が続いていたならば、一生知らぬまま終わったかもしれないことを経験できた。中でも、この歳にして字句、言葉にするのも面映いことだが、妻をはじめとする他者への感謝の思いを実感できたことは大きな収穫であった。以後、今までよりは人に優しい自分であることが出来そうな気がしている。11月になって娘夫婦との同居が始まり、家事からもほとんど解放され、外出もほぼ以前と同じように出来るようになった。したがって、師走は例年通りの行事を消化する予定である。混声合唱団「樹」の練習&忘年会、コールアイリスの練習、滝高34会(同期会)、某酒造試飲会、春和会忘年会、某会役員会&忘年会、合唱人有志会等と続く。