第27回中学校合唱演奏会「合唱の輪」(札幌市合唱教育研究会主催)を聞いた。札幌市の中学校合唱界を下支えしている貴重なイヴェントの一つである。他にも札合唱研が主催する春秋二回の講習会等、指導者と生徒が一体となって取り組む地道な活動がある。
今回も100名を越える大合唱あり、少人数による演奏あり、有志による合唱あり、合唱部の演奏ありと、多彩なプログラムであった。しかし、インフルエンザの流行によって出場を辞退する団体があったことは残念であった。晴れのステージを目指して一生懸命練習を積んでいたであろう生徒たちには、「次の機会へ向けて又練習を続けましょう」の言葉を贈りたい。
おそらく、約一月後に控えた卒業式のためにあえて先生ではなく、生徒の指揮による合唱も幾つかあったが、大変立派な仕上がり状態で卒業式の感動を予感させるような演奏もあった。合唱部の演奏では、3年生が抜けて1・2年生だけによる初ステージという学校がほとんどであったと思われるが、中には、3年生の抜けたマイナスを感じさせないような立派な合唱をするところもあった。
最後に、参加した全ての生徒と先生に賛辞を贈りたい。それは、ステージ上だけでなく客席においても大変立派な態度であったことである。自分たちが演奏する時以外は、他の演奏を聞くことになるのだが「聞く態度の良さ」にも感動した。このような体験を通して、心優しい生徒がたくさん巣立つことを確信したひと時であった。
今回も100名を越える大合唱あり、少人数による演奏あり、有志による合唱あり、合唱部の演奏ありと、多彩なプログラムであった。しかし、インフルエンザの流行によって出場を辞退する団体があったことは残念であった。晴れのステージを目指して一生懸命練習を積んでいたであろう生徒たちには、「次の機会へ向けて又練習を続けましょう」の言葉を贈りたい。
おそらく、約一月後に控えた卒業式のためにあえて先生ではなく、生徒の指揮による合唱も幾つかあったが、大変立派な仕上がり状態で卒業式の感動を予感させるような演奏もあった。合唱部の演奏では、3年生が抜けて1・2年生だけによる初ステージという学校がほとんどであったと思われるが、中には、3年生の抜けたマイナスを感じさせないような立派な合唱をするところもあった。
最後に、参加した全ての生徒と先生に賛辞を贈りたい。それは、ステージ上だけでなく客席においても大変立派な態度であったことである。自分たちが演奏する時以外は、他の演奏を聞くことになるのだが「聞く態度の良さ」にも感動した。このような体験を通して、心優しい生徒がたくさん巣立つことを確信したひと時であった。