8703の部屋

「ハナマルサンの部屋」です。音楽、スポーツ 世相 等々 気ままに綴ります

年末年始あれこれ②~ジルベスターコンサート~

2011-12-03 15:04:47 | インポート
年末年始の過ごし方が時代とともに変化している。たとえばクラシック音楽の世界でも、以前は年末恒例の行事と言えばベートーヴェンの第九演奏が定番であった。そのこと自体は今も変わっていないのだが、近年になって新たなイヴェントが行われるようになった。それはジルベスターコンサートである。

ジルベスターコンサートとは大晦日に行われる、主にクラシック音楽のコンサートである。ジルベスターはドイツ語で大晦日(Silvester=聖ジルベスターの日)の意味である。世界的には、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団のコンサートが最も歴史が古く有名である。日本では、1995年~1996年に大野和士指揮、東京フィルハーモニー管弦楽団が第一回目を行っている。

メイン曲の演奏(第一回目はラベル作曲のボレロ)が新年を迎えると同時に終わる、という演出で見事に成功させている。その後も、毎年、カウントダウンに成功しているというから立派である(正確にはわずか2秒の誤差ありで終わったこともあるようだが)。北海道では、1997年からHTB 朝日ジルベスターコンサートが、札幌交響楽団により札幌コンサートホール(Kitara)で行われている。

8703は、「年越しそば」で年を越し、「雪見酒」で新年を迎えるのが大好きなので、ジルベスターコンサートには全く興味が湧かない。これからも、よほどのことが無い限りこのスタイルは変わらないであろう。今年の暮れは、息子夫婦が我が家で年越しをする予定であったが、新日フィルのジルベスターコンサートに出演するためにキャンセルが入った。そして、息子は1月2日から、某大学合唱団の合宿練習に参加するとのこと。正月早々から合宿を行う合唱団に、良く人が集まるものだ!と驚いたり、感心したり。確かに、世の中は変わって来ている。
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