合唱に限らず、実技の伴う種目(スポーツ・芸術文化活動)においては、個人練習がとても大切です。たとえチームプレイであっても、チームとしての実力を増すためには個々人の技量を磨くことが不可欠です。
「樹」の練習は月2回です。この2回の練習だけで、次の練習までの間に何らかの個人練習が伴わないとするならば、その人の技量的進展はほとんど期待できません。せいぜい現状維持が精一杯であり、人によっては「一歩進んで二歩後退」という状況の繰り返しになりかねません。
それを防ぎ、個々人が着々と実力を身につけて行くためには『日常的な自主練習』を実践することです。呼吸法、発声、音取り練習など、日に20~30分でも継続練習することにより個々人の技量は着実に向上し、その中からいろいろな課題も浮上してくることでしょう。
全体練習の中で課題を解決しつつ、更に個人練習を積み上げてゆくこと。この繰り返し、積み重ねが結集することによって「団の実力向上」として結実開花するのだと信じます。大切なことは団員一同が「良い音楽(合唱)を創ろう」を合言葉ににして一致団結、できるだけ足並みを揃えて進むことです。
そして、一日も早く『自分たちがある程度納得し、演奏を聴いてくれた人たちにも喜んでもらえるような合唱』を創造したいものです。その時が来たならば、何らかのステージ演奏に挑戦しましょう!焦らずに、急ぎ過ぎずに、着実に、前進あるのみです!!