8703の部屋

「ハナマルサンの部屋」です。音楽、スポーツ 世相 等々 気ままに綴ります

講習会に思う

2008-05-25 23:38:22 | 合唱
24日(土)25日(日)の2日間、札幌合唱連盟主催の合唱講習会が行われた。講師は高嶋昌二先生。今夜、理事会が開かれて概況の報告があった。その中から8703が感じた一端を記述してみる。

まず、この類の催しで頭を痛めるのが(8703は昨年は講習会を担当していた)参加者数のことである。せっかく道外から講師を呼んでおきながら、あまりに少ない人数では寂しい、もったいない、申し訳ない等々の気持が入り混じって担当者は大いに気を揉むのである。

今年の状況は参加者数においては大盛況であった。特に、中学生と高校生の参加者数は異常(?)とさえ言えるものであった。中学生343名、高校生255名、大学生37名、一般38名という結果である。講習内容は1日目午前が中学生、午後高校生、2日目が大学、一般というものであった。人数的には、大成功の大部分は中学生・高校生の数であった。

8703は若い人たちの参加が多いことには大いに喜びを感じている。一方、大学生、一般人の状況については、今回に限ったことではなく、近年の北海道合唱界における潮流と言えるのではなかろうかと思っている。中学、高校の合唱には勢いを感じている。この流れを大切にしたいとも思うのである。

ただ、一説には『今回の中高生の数は、講習にコンクール課題曲が取り上げられたからである』と言う声もある。それが事実としても、それはそれで良いのではないか?(言ってみれば選曲の成功と言えよう)中高生の合唱活動においてコンクールの存在は大きい。そのことは8703自身も過去に経験している。ただ願わくば、若くしてコンクール症候群に陥り真の合唱の喜びを見失って欲しくないということである。永く歌い続ける人材が育つことを期待している。
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