音楽樹

２１世紀の合唱を考える会　合唱人集団「音楽樹」（通称　音楽樹）は１９９６年に発足した。「Tokyo Cantat」と「Coro Festa」をメインに活動を続けている。

「Tokyo Cantat　2008 　歌よ、魂の憩うところよ」が一昨日（５日）閉幕した。今年も一週間、盛りだくさんな内容で合唱イベントが展開された。詳しくはH.P.　http://ongakuju.com/をご覧いただきたい。

その中で、今回初めて実施された「若い指揮者のための合唱指揮コンクール」について触れながら音楽樹の紹介をしたい。８７０３は残念ながら現場に立ち会うことはできなかったのだが（たまたま、まなみーる合唱セミナーと重なったため）、このコンクールは日本の合唱界にとって画期的な試みであると信じて大変興味深く思っていた。

提唱者（後述する、一枚の紙の製作者）の一人であるホグセット氏がサテライトセミナー講師として岩見沢へ来た時に「今、日本の合唱界に必要なことの一つとして若い指揮者の養成」について語っていた。
また、コンクール担当マネージャーを務めた野本氏がカンタートプログラムに書いている「すべては一枚の紙から始まった～招聘講師からの贈り物」にある、一枚の紙が渡される現場に８７０３もいたのである（２００７．５．６であった）。

そして、即断即決その場で「よし、来年からやろう」となったのである。しかし、８７０３の内心は本当に来年から出来るのであろうか？と半信半疑、むしろその時点では疑の方が勝っていたと思う。

ところが、栗山文昭代表幹事を中心にした幹事会の決断と実行力には脱帽である。わずか一年足らずの準備期間で、このような大事業を見事に実現し、大成功に導いたのである。そして、この事実が日本の合唱界の歴史にしっかりと刻まれるであろうと信じている。

現在、音楽樹会員は８４名（内北海道会員は１０名）いる。８７０３は音楽樹を更に太く強い樹にしたいと考えている。そして、「音楽樹」が目指す趣旨に賛同される方を会員（あるいはサポーター）として推薦したいと思っています。ご一報下さい！