先日、あさのあつこさんの「金色の野辺に唄う」の記事を書いて。
「代表作のバッテリーを読んでいない」と言ったら。ブログを見ていたくみさまより、どさっと6巻。貸していただきました
え~っと。 転げまわったという、バッテリーの続編の「ラスト・イニング」は、この読書日記を書かないと、貸してもらえないのかしら
「 バッテリー あさのあつこ 著 角川文庫 」6巻まで、出ています
小学校6年生の終わり。
天才ピッチャーの巧は、父親の転勤で、両親の故郷である山間の街に転校してきます。
まず、この山間の街に向かう道すがらの情景から始まるのですが。
以前、私が山間の街に引っ越した日の記憶。トンネルを抜けると、4月というのに雪が積もっていた驚き・・・の風景と重なり。
そこから、一気に4巻まで、読んでしまいました。
・・・というか、いつも、連続モノは集中して、全巻を一日で読んでしまうことが多かったのだけど。初日は午前2時で断念・・・私も年をとったもんだ
その後は、ちょっとペースダウンして、2日後に読破しました。
巧が引越ししてきて、一緒に住むことになったのは、甲子園出場校の野球の監督をしていた母方の祖父。
素直な体の弱い弟の青波。
巧とは、ずっとギクシャクしている両親。
そして、バッテリーの相方となる豪との出会い。
自分の能力を信じて。人を受け入れることの出来なかった巧が。
豪との出会いや野球を通して、だんだんと向き合えるようになるまでの。
ながいながい物語です。
巧と豪の話だけではなく、取り巻く大人達やメンバーの。
様々な気持ちが入れ乱れて。
思春期の入り口の、混沌とした思いや、まっすぐさが。
なんだか、身にせまってくる本でした。
たぶん。読む人の、今、置かれている状態で、いろいろに変化して思える話だと思うのですが。
巧や豪の頑なで、無器用なまでの、まっすぐさを見ていると。
最近は、「苦手なタイプの人には、極力、近づかない」「危うきには、近寄らない」「めんどうな事は、なるべく避ける」という。
大人のずるさみたいなモノを。自分は、こってりと身にまとっているんだなぁ・・・って、ほとほと感じ入りました。
不条理に対して、怒る事や。新しく、自分を傷つけるかもしれない未知の物に向かっていく事や。良いか悪いか解らないけど、自分の欲した物を突き止めていく強さ。
そんな感性を。もう、ずいぶん長いこと、忘れてしまっていたように思います。
少し傷ついてもいいから(少しだけね)・・・もうちょっと、ちゃんと怒ってみたり、苦手な人と向き合ってみたり、好きな人に声をかけたりしてみようと思いました
あんまり、まともなレビューになってませんね
久々なので、平にご容赦
「代表作のバッテリーを読んでいない」と言ったら。ブログを見ていたくみさまより、どさっと6巻。貸していただきました
え~っと。 転げまわったという、バッテリーの続編の「ラスト・イニング」は、この読書日記を書かないと、貸してもらえないのかしら
「 バッテリー あさのあつこ 著 角川文庫 」6巻まで、出ています
小学校6年生の終わり。
天才ピッチャーの巧は、父親の転勤で、両親の故郷である山間の街に転校してきます。
まず、この山間の街に向かう道すがらの情景から始まるのですが。
以前、私が山間の街に引っ越した日の記憶。トンネルを抜けると、4月というのに雪が積もっていた驚き・・・の風景と重なり。
そこから、一気に4巻まで、読んでしまいました。
・・・というか、いつも、連続モノは集中して、全巻を一日で読んでしまうことが多かったのだけど。初日は午前2時で断念・・・私も年をとったもんだ
その後は、ちょっとペースダウンして、2日後に読破しました。
巧が引越ししてきて、一緒に住むことになったのは、甲子園出場校の野球の監督をしていた母方の祖父。
素直な体の弱い弟の青波。
巧とは、ずっとギクシャクしている両親。
そして、バッテリーの相方となる豪との出会い。
自分の能力を信じて。人を受け入れることの出来なかった巧が。
豪との出会いや野球を通して、だんだんと向き合えるようになるまでの。
ながいながい物語です。
巧と豪の話だけではなく、取り巻く大人達やメンバーの。
様々な気持ちが入れ乱れて。
思春期の入り口の、混沌とした思いや、まっすぐさが。
なんだか、身にせまってくる本でした。
たぶん。読む人の、今、置かれている状態で、いろいろに変化して思える話だと思うのですが。
巧や豪の頑なで、無器用なまでの、まっすぐさを見ていると。
最近は、「苦手なタイプの人には、極力、近づかない」「危うきには、近寄らない」「めんどうな事は、なるべく避ける」という。
大人のずるさみたいなモノを。自分は、こってりと身にまとっているんだなぁ・・・って、ほとほと感じ入りました。
不条理に対して、怒る事や。新しく、自分を傷つけるかもしれない未知の物に向かっていく事や。良いか悪いか解らないけど、自分の欲した物を突き止めていく強さ。
そんな感性を。もう、ずいぶん長いこと、忘れてしまっていたように思います。
少し傷ついてもいいから(少しだけね)・・・もうちょっと、ちゃんと怒ってみたり、苦手な人と向き合ってみたり、好きな人に声をかけたりしてみようと思いました
あんまり、まともなレビューになってませんね
久々なので、平にご容赦
貸してから一週間たってないじゃん。
文庫のほうが、「書き下ろし」のおまけがあるからお得なのだよ。
この作品はね~、中学生くらいのときに(発表されてないがな)出合っておきたかったよ。
なので、姪にはあと2年くらいしたら、読ませるような方向に仕組んでおく。
いい歳した大人になってから出合ったので、わたしは巧に感情移入できなかった。
ハラハラしちゃってさ。
わたしが思いいれたのは、中学生にして、大人のずるさを身につけてしまった賢い子です。
>「ラスト・イニング」
いつでも貸すよ。
「あさのあつこ完全読本」もあるぞ。
あ、わたし今月全部水曜日空いてた。
ちょっと勘違いしてた。
↑メールしろよって。
我が家にはね~、キミの知らない良書が結構あるのだよ。
偏ってるけど。
読破いたしました。読みやすかったです。
私は、逆に、今で良かったかな。中学生の頃だったら、あんまりハマらなかったかもしれないな。すっとばして読んで「よし」としてしまいそう。・・・今の子ども達が、どんな感想を持つのか、聞いてみたいな。
また、メールするね♪