トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

「おやすみホームシアター」ACアダプタ化

2009-01-11 11:41:00 | おもちゃ病院

Img_5357 Img_5358 Img_5359 ディズニーの「おやすみホームシアター」を先月修理してお返ししたが、また、投影画面が動かないという。

分解して見るが、プーリーは廻っており問題無い様だ。ただ、もともと、回転速度は非常にゆっくりだ。これが、更に電池の消耗で遅くなっている様だ。

単1×4本使用しているが、照明用電球の消費電流が多く、消耗が激しい様だ。

充電式電池は試みた(単3を単1に変換するケースに充電式単3を入れて)が、単3だと容量が少ないので、直ぐ動作しなくなるとのこと。

アダプタ方式を提案(実際、持ってきたアダプタを電池ケース内接点に接続し、実演)したら、改造しても良いからということで、入院して改造を実施した。まだ、他に2台有るという。

アダプタジャックは差し込んだ時、切り替える接点(マイナス側)がついているので、電池からのマイナス線をこのジャック経由にする。

ジャックは付けたことが目立たぬ様に、ジャック外形に合わせ、ぴったりにモールドを加工(ヤスリ、カッター、リーマで)し、接着剤で固定する。

ACアダプタは、手持ち(何かの付属品)のDC5V/1.5Aを使用した。

組み立てて、無事動作を確認。電話連絡したら、早速、引き取りに見えた。

先日のニュースで、携帯電話充電器のコードが、寝返りか何かで、首に巻き付いて、幼い子供が窒息死した痛ましい事故が有りました。

市販品を改造する時は、この様に思わぬ事故が発生します。責任問題となるので、取扱い・故障時のことを十分考えて対応する必要が有ります。

依頼者にも、このことは十分説明しました。

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