アナログ式は先日のブログで書いた様にカードが無いので動作確認出来ないでいたがメル友の先輩ドクターにカードの手持ちが無いか聞いて見たら、無いのだがと、アイデアを頂いた。
テープ/ビデオデッキ用のテープを厚紙に貼って作って見てはという内容だった。
手持ちのワカメ状態になったカセットテープを分解して正常なテープ部分を切り取り、取り敢えず、お借りしているデジタル用カードに2本ポリイミドテープで貼りつけた。
1本(上段)は先生の音声再生用でもう1本(下段)は自分の音声録音/再生用だ。
早速、再生してみると、カセットテープに録音されていた音が遅いながら(カセットテープの録音スピードが遅い関係で)聞こえて来た(位置も合っていないので明瞭では無いが)。
次に、スイッチを録音に合わせ、マイクに向かって喋って再生すると、これは録音再生が同じヘッドなので明瞭に録音されていた。
どうやら録音/再生は正常に動作している様だ。
ツマミは紛失して無いというので、手持ちのツマミを不格好では有るが取り付ける。
お借りしているデジタル式も、依頼者に確認したら、時々音の出ない時が有るので見て欲しいというので確認してみた。
音声は多分バーコードと、SDカードに書き込まれたデーターと照合して、再生されるのかなと思われます。従ってバーコード部分が読み終わるとカード無くてもがアナウンスが再生されます。
バーコード読み取り部分が汚れていないかヘッドクリーナーで清浄するが、ボリュームの位置によって音が出る時や出ない時が有るので分解してみた。
ボリュームを触ると、音が出たり、出なかったりする。抵抗値を測定すると抵抗が無限大で接触していない様なので外して見る。
抵抗スライダーが摺り減っている感じで、清浄しても抵抗が断続的になるので、手持ちの類似品を使うことにする。秋月から購入したもので、端子形状・位置は同一なので基板にはそのまま取り付け可能。但しシャフトの形状が異なるので、元の形に加工する。ストラップ配線が元々2本(ボリュームケースとコモン端子)されていたが、特性が取れなかった為の改造(この部分のパターンがカットされていた)なのか、それとも、誰かが修理したのかは不明。
これでカードの再生を確認する。ボリュームは正常に可変出来るが、時々、再生出来ない場合がある。
カード自体も清浄すると再生される比率が上がった感じがするが、やはり何回かに1回動作しない(ピッという小さな音だけはする)時が有るので、その時は「電源スイッチ」らしいボタンを押してLEDを一回点灯させると再生出来る様になる(これも100%では無い)。説明書が無いので、これで良いものか判らないが依頼者に説明して了解してもらう。
デジタル式とアナログ式は外観が殆ど同じだが細かいところ(電池ボックスの固定ねじが追加)で変更されている。ロゴのところにも赤字で”Digital”と表示がされていることに初めて気づいた。
ブログ参考になりました。
トークアロングのSDカードに入っている音声ファイルをスマホに移動してバーコードリーダーアプリで読み込んで音声を再生したいのですが、何かいいアイデアがございますでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですがよろしくお願いします。