いつも、おもちゃ修理や、電子工作に使用している単3×4本用の電池ボックス出力電圧が出ない。テスターで当たっていくと、どうやら最後のマイナス極スプリング接点と、電池スナップ間の導通が無い。写真の様に、どう見ても外観上は接触しているように見える。何回も動かして見たが、導通は回復しないので、使用しないことにした。こんなことも有るんですね。
分解して見たら、スプリング接点がモールドに、なぜか潜り込んでおり、これが原因の様である。でも、どうすれば、こう作れるのか?不思議である。
試しに全端子外してみたら、バネ部のモールド側が熱で凹んだと思われる痕がある。バネが熱いままモールドしたのか、プレス時に熱が加わったかが考えられる。従って、まずバネの当たる部分を引っ張ってモールド部に熱で凹んだ痕が無いか確認すると、不良の判断が出来る様である。・・・ボンかぎさん・たまさんコメントありがとうございます。そうか、カシメ時の熱かも知れませんね。
M.Sさんから紹介いただいたジュラルミン製の単3電池ボックスを私も会社の試作品で使用したことがあります。紹介どおり接触上は問題ありません。ただ、ホルダーのバネ性が強いので、電池の取り外しが大変ですが、私はこれを長所にして、装置に逆さに取り付けしました。絶対外れません。秋月で入手可能で100円です(通販コードP-205)。
やはり白いタイプの電池ケースです。
端子取り付け用のハトメを締め付けるときに回転を加えているのではないかと想像しています。
興味深くこの記事を読みました。確かにポリエチレン・モールド樹脂部分の拡大写真を見ると熱が加わった痕跡がありますね。これらの多くの製品は最近は中国製品が占めていると思われますが、この欠点と、-極のスプリングバネの圧力でやがてモールドが割れてしまう二大欠点が多いと感じます。
耐久、信頼性を要する機器(自身の測定器等)なら、価格は倍以上ですが、秋月でも売られている米国、KEYSTONE社(N.Y)製がお勧めです。(材質はジュラルミン製です)
田中です。コメントありがとうございます。
私も、会社の試作でジュラルミン製を使用したことがあります。確かにこれだと、接触・耐久性に関して問題無いですね。電池を取り外すのが大変でしたが。