トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

ALINCO製電源を0Vから可変に改造

2016-01-07 19:12:23 | 電子工作

 手伝い先の工作コーナーで使用しているサブの電源(ALINCO製EPS-65M)だが、12V機器供給用で出力可変範囲が10~15Vと小さく、実験には使いにくいので、0Vから可変出来る電源回路を探していたら、秋月製[K-00202]実験室用定電圧安定化電源キット(パワートランジスタ仕様)が見つかった。

NJM723は持っていたので、最初は、そっくりユニバーサル基板で製作しようと、基板図を描いてみた。

その後、EPS-65Mの制御基板を調べたところ、同じ723を使用していたので、パターンを追って回路図を描いてみた。(多少、間違いは有るかも知れない)

秋月のキットと照合してみると、少しの改造で済みそうなので、追加回路部分(上記回路図の赤字部分)のみユニバーサル基板に実装して接続することにした。
いつものことだが、簡単な回路については回路図だけで配線しているので、見落としなどが有り、一発では動作せず(ボリュームを少し回しただけで0VからMAX電圧になる)。
抵抗探しで2.2kΩと2.2MΩを間違え、COMPコンデンサ付け忘れ、入出力接続の間違いなど。

これを修正したら、問題無く0VからMAX23.4V(無負荷)までスムーズに変化した。(メーターは20Vまで)
ボリュームの抵抗値は10kΩと同じだったが、Cカーブだったので、Bカーブの物に交換している。

出力をオシロで観測したが、異常発振等は見られす、ノイズも少ない。
パワーLED(3W)に1A流してみたが、電流計も合っていた。

電子工作サークル員で、やはり昔製作した電源を改造(秋月の317電源キット)している途中だったので、次回サークルで紹介しようと考えている。
【144MHzリニアアンプで動作確認】
負荷の重いもので確認しようかと考えていたら、丁度良いのが見つかった。
144MHzの50Wリニアアンプである。
規定の13.8Vで動作させると、過電流保護回路(改造の対象では無い)が動作する様で、わずかに(約13Vに)低下する。このときの電流は6Aだったので、仕様通りになっている様だ。

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LEDソーラーガーデンライト修理

2016-01-07 11:54:46 | 設備修理

 ホームセンターで200円程度で販売されているLEDソーラーガーデンライトだが、点灯しなくなったので調べてみた。
充電式のボタン型Ni-MH電池が使われており、劣化している様だが、同じものが無いので単三型タブ式Ni-cd電池を使用する。しかしスペースが無いので柄の部分に何とか(モールドを削る)入れる。
それでも点灯せず、ICも壊れている様で、CL6807を使って基板を作り直す。

するとLEDは点灯する様になったが、明るくなっても消えないのでソーラー電池の発電電圧を測定するとゼロで、これも壊れている様で手持ち品に交換して、ようやく正常動作する様になった。

部品代や手間を考えると買い替えたのが得策だが。

コメント (2)
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