トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

ヘアードライヤー修理

2010-11-04 12:59:15 | 家電修理

会社の方から修理依頼が有った。
スイッチを入れても全然動作しないという症状。
分解して見るが、見える分には見つからないのでスイッチを分解してみた(OFF/COOL/LOW/HIGHの4段階)。
接点部分と周囲モールドがスパークで汚れていたので、ヤスリでこすって接点復活剤をスプレー。
接触抵抗は少なくなったが、それでも動作せず。
テスターで当っていくと、見た目では接続されているが、抵抗値が無限大になる部分が有った。
引っ張ると、その部分で断線だった。
その部分と言うのは、多分、糸半田をそのまま使っている、代用温度フューズだ。
半田を半田でくっつけるのだが、ご想像どおり、溶けてしまうので、手早く盛り付けて、何とか接続した。
これでスイッチを入れると、問題無く動作し、修理完了。

ドライヤーは、温度フューズ切れの不良が多い様だ。

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電気?オルゴール

2010-11-04 09:50:32 | PIC

Img_4497_r_2 修理で直らなかったり、部品取りに使用したりで使えなくなったオルゴールユニットが3個たまったので、これをモーターで回してやろうかと考えた。
模型用のDCモーターだと減速するのにギア比が大きくなるので、手持ちで秋月の24対1ユニポーラステッピングモータ を使うことにした。但し、シャフト径が異なり、制御にはPICが簡単だろうと、工作とPICが得意な吉本先生に御願いしていたところ、1週間程度で綺麗に作ってくれた。
モーターはPICによるプログラムで動作させているので、電子とも言えるのだが、電子オルゴールと書くと、電子音のイメージが強いので、敢えてタイトルは電気オルゴールとした。
回転が速いとモーター音が気になるところではあるが。

P02769 シャフトの接続にはスペーサーを利用し、オルゴールのドラムにはΦ3mmシャフト先端をマイナスドライバー形状にして差し込む構造で考えてくれた。
PICの方は4個のタクトスイッチが有り、早く・遅く(押すごとに少しずつ可変)・ON/OFF・正逆(オルゴールには使わないが)が制御出来る様になっている。
写真ではDCアダプタと電池が映っているが、これは電流容量の大きい5V用3端子レギュレータが無かったもので、この後入手してACアダプタのみで動作出来る様にした。
まだプログラムが不完全の様でOFFにした場合、モータードライブが保持した状態で止まり、どれかの相に電流が流れっぱなしになるので原因調査中です。
後は、タイマー動作にしたり、ぜんまい動作に似せる様に、序々に遅くなって、止まる寸前には凄く遅くなって止まるといった動作もプログラム出来ないかお願いした。
(だが実際のオルゴールは、止まるまでは、ほぼ一定回転で、ピッタリ2分で止まる様になっていた)
プログラムはまかせっきりなので、自分としては、殆ど何も出来ない状態である。参考書は数冊買ってあるのだが、進んでいない。早くマスターしなくてはいけないが、世の中はPIC以外のマイコンも多種出て来ており、ただ焦るばかりである。

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