トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

論理回路を簡単にシュミレーションする

2010-02-01 18:57:02 | PIC

Lakulakulogic 現在、修理依頼されているラジコンカーだが、受信器のIC不良で交換不能のため、市販のリモコン送受信ICを使って改造検討中である。
元々がプロポタイプ(比例制御)にあわせた駆動機構になっているので、ON/OFFだけのICに置き換えるには、ステアリングの左右リミットやニュートラルに戻す工夫が必要となる。
比例制御用にステアリング部についているボリューム変化を利用してコンパレータを動作させ位置を検出。それをロジック制御しようと、考えたのだが、論理回路はかじっただけで組み合わせとなると、頭が痛くなる。

「ド・モルガンの法則」とか「ブール代数」というのを使うのだが、今更覚えるのも根気がいる。
PICでプログラムするのが部品構成が少なくて良いのだが、おもちゃでも有るし、自分の勉強の為、純ロジックICで組むことにした。
だが、回路を組むのも変更の出るのが見え見えなので、シュミレーション出来ないものかフリーソフトを探したららくらくロジックと言うのが見つかった。
早速ダウンロードしたがマニュアルは無い。
適当に操作したが動作しないので、サンプルファイルを見ながら作り方を確認しながら試行錯誤の結果、動作した。「RC-CAR-LOGIC1.lgc」をダウンロード
単純に結線の方法を間違えていたのが原因だった(赤丸が表示されているところは接続されていない)。覚えてしまうと簡単で便利である。
紙に書いてシュミレーションしてみたのと論理上、間違いが無かった様だ。
だが、ANDとかORのIC手持ちが無いのでNANDとNORを使う様にシュミレーションを継続中です(単純にNOTを入れれば良いのだろうが)。

現役時代の頃である。

プリント板の実装設計(部品配置やパターン配線)をやってたとき、回路屋さんから、改造の回路図が来るのだが、その論理ICが無い。現在実装されている空きゲートを探して、論理を変換して対応したのを思い出した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする