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フォグのHID化(2回目)

【88,900km+42,100km=131,000km】
元々、フロントフォグランプは装着されずに工場出荷された我が家のカラヴェル。
前オーナーが、ヘッドライトをベロフ製HID(4300ケルビン)に
交換していましたので、明るさに問題はありませんでしたが、
往年のヨーロッパ車らしく、あまり明るくないレンズカットのヘッドライトが装着されています。
90年代までのドイツ車は、対向車のドライバーが目つぶしにならないように、
又は長距離走行時に疲れないように、比較的暗いヘッドライトや
テールライトを装着していました。
北米では、高齢者ドライバー保護の意味もあり、ヨーロッパよりも厳しい規制になっています。

現在の状態でも不満は無いのですが、仕事柄、遅い時間に狭い道や初めて走る道路を走行する際、

「補助ライトが欲しいなぁ~」

と思っていました。
幸い、バンパーには純正フォグ部分が凸凹で再現されていますので、

「ココをカットして純正レンズを付ければOKかな?」
「配線は来てるだろうけど、新しく引いた方が早いね」

なーんて軽く考えていました。
しかし、どうして、パーツは入手していたものの、
装着には至らず2年近くが経っていました。
電気工事って苦手なんですよ・・・ね(笑)。

車検の際に、何も出来ていない僕を可愛そうに思ったらしい
山田御大が格安で装着して下さいました。
でも、この時に使ったHIDキットはオークションで購入した激安物件。
約2週間で両方共、ライトが点灯しなくなりました。
どうやらバルブではなく、イグナイダーが不良だった模様。

そんな情報を当ブログで読んだA氏。
ウチの会社にゴルフⅤなどの高級HIDを納入して下さっている方ですので

「なんでウチの会社の物を使わないのですか???」

灯台下暗しとはこの事。
早速入手して、またもや山田御大の助けを借りて装着です。

グリルとバンパーを外して作業。


バンパー裏には、純正同等品のフォグレンズを仕組みます。

さて、不点灯の理由は大きく分けて2つあり

①製造工場での工作精度の悪さ。
②電子イグナイダーの一部部品におけるクオリティーの悪さ。

が上げられます。
ちなみに、日本で販売されている高級HIDの場合、製造過程でのクオリティー向上や、
会社によっては、海外で製造された商品を日本の工場で一度バラシて、
再確認の上出荷するなどの措置が取られているようです。
また、バルブ交換時に気付いたのですが、
フィリップススタイルの石英式になっていても
その点灯(スパーク)する部分が微妙にズレていて、
レンズ部分に綺麗に反射しない事や(対向車からは眩しい事も)
バルブ自体の精度にも大きく問題があり、適切な部分にバルブを固定できず
中心が出ない場合もあります。
これは法律上の問題にも抵触しますし、せっかくの明るいHIDが
60~70%程度の力しか出していない事もあり得ます。

ですから1万円程度のHIDに保障が付いていても、
「それなりの製品」
という事を良く考えないと、楽しいドライブが台無しになってしまうかも~。
(注:一部の商品は、1万円程度でも大変性能の良い商品もあります。)


今回は、前回の反省を含めて「3000ケルビンの黄色」にしましたが、
バルブの点灯場所が良い事もあり、異常に明るい感覚は少なくなりました。
以前の6000ケルビンは、光が強いだけでなく
バルブ本体の光軸がズレていた可能性も考えられますね。

さあ、これで悪天候も大丈夫。
雪を求めてドライブに行きたいなぁ~と思う今日この頃。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (vw-vet)
2011-01-28 19:08:18
 アホみたいにやたら明るいランプを見ますが、下品ですよねぇ~

お上品に行きましょう!
 
 
 
vw-vetさまへ (H.Nakazawa)
2011-01-31 15:45:22
コメントありがとうございます。

お上品に頑張ります!
 
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