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FULDA ふるだ フルダ・・・感想

仕事車と約3000kmを共にしたフルダタイア。
最初の印象にあったソフトな感覚は多少硬くなったもののほぼ変らず、
毎日気持ち良く使っています。


<悪天候でも好調>
11月下旬の深夜、走行していた中央高速道路では、雨が雪(みぞれ)に変っても、
全くハンドリングに影響は無く、スピードをキープしたまま、安心して走行出来た
のには驚きました。さすがアウトバーンで育ったタイアです。
逆にこの時一番気になったのは、後付けシートヒーターと、室内ヒーターの
調整が気になっただけでした(笑)。


<グリップ&ハンドリング>
普通のタイアです。平均点を超えており、ヨーロッパ車だけでなく、日本車でも
十分満足の行くレベルでしょう。雨天も晴天も同じグリップ力ですので、
気兼ねなく運転出来ます
装着初期に感じたサイドウォールの柔らかさは、今でも低速時にたまに感じますが
高速で真っ直ぐ走らないような状態ではありませんので、問題無いでしょう。
元々僕はスポーティーな固いタイアが好きなので、特にそう感じたのかも知れません。

<燃費&耐久性>
それぞれ普通です。
仕事車のサイズは、225/55/R17と高級車用サイズのタイアですので、通常の場合
静穏(吸音)中心か、ややスポーティーな走りを求められます。
そういった意味では、その中立の立場で、バランスが取れているのかと思われます

耐久性については、実際に使い切ってみないと分かりませんが、現在の所大変好調です。

<ノイズ>
もともと、高速では音の煩い仕事車ですので、走行中に携帯電話で話していると、
イアフォンに付いているマイクが車内の騒音を拾い易く、話が聞き取れない事が
ありましたが、フルダに変えてから一応解消しました


<コストパフォーマンス>
価格だけでなく、正規輸入品という事も考慮すると、「バリューフォーマネー」
という言葉が大変似合います。また特価1本=10800円という価格(10月調べ)は
バーゲンプライスとも思えます。
しかし海外基準で見れば、日本は全てに高価であり、これが妥当なのかも知れません。

<デザイン>
さすがコマーシャルが上手い会社ですので、サイドウォールなどは、ある意味
個性的です。ドイツでは特注ミニカーも多いので、国内のミニカーマニアには
「おおっ!タイアのブランドだったのですね!」と言って下さいます。
がしかし・・・
「FULDA」という文字やブランドが、日本ではあまりにも知名度が無いので
「レアですねぇ」という声すら聞く事がありません。(ドイツ人に1回言われただけ?)
とてつもなく安い第三国製タイアだとか、インチキブランドだと思われるのが
悲しい気がします。日本人はブランド志向だからなぁ・・・


<中間報告>
低速でも超高速連続走行でも変らないフィーリングには脱帽です。
安いタイアでも、ちゃんと最高速での走行を考えているドイツ商品。
味付けは、コンチネンタルタイアに似ていますが、それよりも当たりが柔らかで
好感が持てます。
価格を含めれば85点位でしょうか。
タイアが極端に重い癖に「エコタイア」を謳う某日本製タイアより、
はるかに優れていると思います。
オススメタイアに認定!
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
なるほど (あらんふろすと)
2008-12-12 17:38:28
報告楽しみにしていました。

ある程度予想していたのですが、
私が使ったナンカンタイヤと同じ
傾向のインプレッションだと感じています。

こういった商品は一寸色眼鏡で見ず、
まず試す事が必要なんですかね。

実際高価な日本製をボウズで我慢して
ライフスパン伸ばすより、この辺のグレードを
適正に交歓した方が全然安全なわけですし。
(某隣国のバーストする物や暖かい国の
スタッドレスはカンベンですが)
 
 
 
あらんふろすとさまへ (H.Nakazawa)
2008-12-14 18:42:49
コメントありがとうございます。

先日、ドイツ人の技術者の方とお話しましたが、
FULDAはコンチネンタルと同じレベルだそうです。
ただ、コンチネンタルはドイツ発の乗用タイアの
生産をしている事が自慢だそうですので、
これに対抗するフルダ社は、コマーシャル的な演出に
凝っているとか・・・。
だから、ミニカーなどのPB商品を多く見るんですね。

以上追加情報でした。
あらんふろすとさまや皆様のお役に立てば幸いです。
 
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