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七回忌と百二十一回忌


9月中旬に、父の七回忌をしました。
親戚がほぼいない私達ファミリーにとって
母方の従姉妹や、仲の良い近所の方、
信頼する税理士にも出席していただき
法事を行う事に。

お寺で法要し、お墓に行き、
食事を楽しむ・・・
それって本当に良い事なのだろうか?
もっとエンタメ要素があってもいいじゃないか。
100歩譲って、海の見えるホテルでランチも
良いのだろうが、何かが足りない。

そこで、僕と同じ年の住職と
話をしていた時に閃いた。

そうだ、横浜中澤家の初代って
亡くなって何年になるんだろう?
昨年は商売を初めて150年だったから、
かなりの年月が経っているハズ。

「私の経験だと、75回忌が最高ですね」

という住職。
ちょっと調べて頂くと、
初代「源蔵」お爺さんが無くなって
120年目なので、121回忌になるのだという。

これは面白いと一人で思い、
父の七回忌と、初代の百二十一回忌を行った。



千葉県館山の田舎から電車の無い時代に
上京し、搾乳技術を覚え、
横浜に移住し外国人に牛乳やバターを販売して
横浜で一旗揚げた男。

彼の事を思うと、
いつも熱い気持ちになるのだが
実際は35℃という気温に母はダウンして、
参加者皆さんを疲れさせてしまった。
これは大失敗。



空の上で、父や初代が、

「またアイツは無駄な事をしているよ」

と思って居る事だろう。
先人の熱き思いや、
落ち着いた行動が僕に宿るのは
いつの事になるのやら。

暑い中、参加して下さった皆様に心から感謝。
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