日本の太平洋岸の各地でかつおの不漁が続いているそうだ。高知県で先月水揚げされたかつおは26トン余りで、昨年の1/9程度という。原因として、80年代からフィリピン周辺の熱帯域で各国の巻き網船による漁獲量が急増していることと、今年は海水温が低く、かつおの北上が遅れている可能性が考えられるそうだ。10日に高知で漁業者と意見交換した水産庁参事官は、今後、国際会議の場で、漁業者の苦境の声を、漁獲量のデータとともに伝えていきたいと話したそうだ。 ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140510/k10014353931000.html