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オルガン・コラール BWV659~661

2020-11-07 | つぶやき

バッハは人生の最後の10年間で、ワイマール、アーンシュタット、ミュールハウゼンでオルガニストとして働いていた頃の作品から、コラールの編曲を纏めて出版したそうだ。このコレクション(BWV651~668、BWV668は後に追加されたもの)は「18コラール」あるいは「ライプツィヒ・コラール」として知られるようになったそうだ。このオルガン・コラール曲集の中には、2つの三部作が含まれており、その一つ、BWV659~661は「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」というタイトルの三部作であり、それは全て、教理問答で3つの役割をもつイエスについてのものであるそうだ。●BWV659は神秘的な期待に満ちており、それはこの静かな演奏によって強調されていると言う。バッハはブクステフーデから様式を借用したが、スタイルにおいては、この作品はイタリア協奏曲の中間楽章として場違いではないという。●BWV660ではルターが光と闇のコントラストで関連付けた密接に結びつけられているイエスの誕生と受難を、独特のコラール編曲で結びつけるそうだ。●BWV661は三部作のフィナーレとして光をあらゆる角度から輝かせるそうだ。低音が完全な栄光のメロディーを導入する前に、バッハは変化のあるフーガを構築するそうだ。上昇と下降を繰り返すコラールメロディーのアウトラインが分かるそうだ。 ⇒ https://www.bachvereniging.nl/en/bwv/bwv-659/https://www.bachvereniging.nl/en/bwv/bwv-660/https://www.bachvereniging.nl/en/bwv/bwv-661/

Bach - Komm nun, der Heiden Heiland BWV 659 - Van Doeselaar | Netherlands Bach Society

Bach - Trio Super: Nun komm, der Heiden Heiland BWV 660 - Van Doeselaar | Netherlands Bach Society

Bach - Nun komm, der Heiden Heiland BWV 661 - Van Doeselaar | Netherlands Bach Society

●参考までに、バッハが借用したというブクステフーデの作品も下記に引用する。
BuxWV 211 いざ来ませ異邦人の救い主よ

 


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