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欧米で徐々に広がる「昆虫食」

2011-01-25 | つぶやき
オランダのワーゲニンゲン大学で昆虫食をテーマにしたセミナーと試食会が開催されたそうだ。昆虫は①高タンパク、②低脂肪、③養殖の効率が良い(飼料10キロ当たり牛肉が1キロに対し、昆虫は6~8キロ)、④生息数が非常に多い、⑤養殖で排出する温室効果ガスやふんは畜産に比べて少ない、⑥食べた人が重い病気にかかるような変異病原体を媒介することがないという。世界には食用になる昆虫が1200種以上いて、メキシコでは500種、アフリカでは250種、中国などのアジア諸国では180種の昆虫が主に「珍味」として食用にされているという。2050年までに世界人口が90億人に達すると予測される中、食料としての昆虫への偏見を捨てる以外に選択肢はないと指摘。オランダでは国内3か所の農場でミールワーム、バッファローワーム、イナゴ類が養殖されていて、大部分は動物の飼料用だが、食用の需要も徐々に増えているそうだ。また、ワーゲニンゲン大学では昆虫からタンパク質を抽出して食材にする研究が進められているそうだ。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2783214/6714724
奇しくも、日本でも、23日に橿原市昆虫館で昆虫食イベントが開催され、将来、人口増加による食糧危機が起きた際、昆虫食が注目されるとの説明と、スズメバチやイナゴなどの試食会が行われたそうだ。参加者からは「意外とおいしい」と歓声が上がったという。 ⇒ http://mytown.asahi.com/areanews/nara/OSK201101230128.html

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