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オルガン・コラール BWV694、BWV646

2020-10-09 | つぶやき

「我いずこに逃れ行かん」というタイトルのオルガン・コラール。バッハは自身の作品の多くを大切にし、確実に収集、再利用、或いは可能であれば出版されるようにしたが、その扱いを受けられなかった作品もあり、その中に、今日、キルンベルガー・コレクションとして知られる24の初期のオルガン作品(BWV690~713)があるそうだ。これらの作品が生き残ったのは、バッハの弟子で師匠の死後、他の作品のなかから24のオルガン作品を収集したキルンベルガーのお陰であるという。このコレクションで最も顕著なことは、纏まりの欠如であり、唯一の類似点はおそらく全ての作品が1710年以前の日付であることだそうだ。尚、バッハは後にこの作品を別のオルガン・コラール(BWV646)に編曲したそうだ。それゆえ、同じメロディーのこの若々しい作品はバッハ自身の批判的なテストに合格しなかったという。 ⇒ https://www.bachvereniging.nl/en/bwv/bwv-694/

Bach - Wo soll ich fliehen hin BWV 694 - Van Doeselaar | Netherlands Bach Society

●BWV646も以下に引用する。
Bach - Wo soll ich fliehen hin BWV 646 - Zerer | Netherlands Bach Society


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