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国立大、理系重視へ

2015-07-12 | つぶやき

文部科学省は国立大学の文系学部(文学部、法学部、経済学部、教員養成系学部など)の廃止や他分野への転換を求める通知を出し、強く再編を迫ったそうだ。これに対し、大学側は「文系の切り捨てだ」と猛反発しているそうだ。背景には、国の厳しい財政事情があり、限られた予算を理系を中心とする優れた教育研究に集中させたいとの思惑があるそうだ。文科省は改革姿勢が見えない大学には、交付金を削減する方針という。●科学技術の教育研究重視は国際的な傾向になっているそうだ。米国では、最近はビジネスやコンピュータ・サイエンスなどの分野に学生が集まり、オバマ政権も科学教育分野への補助金を増やしているそうだ。米国では社会的ニーズの薄れた分野は自然に淘汰され、内部で改革を繰り返すことが世界をリードする活力に繋がっているという。●因みに、2014年度における、国立大の入学者数は約10万900人で、うち理系が53%(5万3200人)、文系が37%(3万7300人)、その他10%、一方、私立大の入学者数は約47万6700人で、うち理系27%(12万8300人)、文系59%(28万1900人)、その他14%。 ⇒ 7/12読売新聞
国のお金を社会的ニーズの大きい分野や国の方針に沿った分野に優先的に配分するのは理にかなったことであろう。
(関連:2013/9/6マイブログ


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