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通説を覆すクマの冬眠

2011-02-19 | つぶやき
通説とは動物は体温が10度下がる毎に代謝機能が半減するということだが、アメリカクロクマは冬眠中の体温が5~6度低い程度であるにもかかわらず、代謝(食物をエネルギーに変える化学作用)を1/4に低下させることができることを米アラスカ大などの研究チームが突き止めたそうだ。代謝を落とすことで、酸素の全身への供給も減らせるため、1分間の心拍数は通常の55回から9回まで低下するそうだ。北米に生息するアメリカクロクマは、通常、約5~7カ月冬眠し、冬眠中は食事や排尿、排便を一切せず、春になると巣穴から出て冬眠前と同じように動き回るという。予想外の代謝機能低下を引き起こす体内メカニズムはまだ解明が進んでいないそうだが、研究者はクマの研究成果が人間に対しても実用的に応用できると強調しているそうだ。例えば、筋疾患や心臓病などの治療法への活用、脳への酸素の供給が一時的に遮断される脳卒中患者を救える可能性、効果的なダイエット方法の開発などを上げている。 ⇒ http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110218001&expand&source=gnews
人間も冬眠ができたら、この前のチリの炭鉱事故のように、長期間地下に閉じ込められた場合などには役立つだろう。人間だと長期間、動かないでいると足腰が弱ってしまうが、冬眠する動物ではそのようなことが無いのは不思議なことだ。

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