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注目されるインダストリアル農業

2014-11-18 | つぶやき

製造業の技術やノウハウを活用して、安心、安定、安価な食糧生産を目指す「インダストリアル農業(農業の工業化)」への参入が活発化しているようだ。背景には、世界的な人口増加、地球温暖化による気候変動、食の安全・安心への意識の高まり、国内では農業人口の減少などがあるそうだ。●形態として、(1)完全人工光型植物工場、(2)太陽光利用型植物工場(施設園芸)、(3)露地栽培の3つがあり、(1)はインダストリアル農業の代表格で、光や水、温度などの栽培環境をきめ細かく監視・制御でき、(2)は日照は太陽に左右されるが、湿度や温度は制御でき、(3)は環境制御は難しいが、状況の計測や農作業の分析を通して、収穫量の増大や作業の効率化を図るという。●製造業のアプローチとしては、機器やシステムの提供を事業化するものと、農作物の生産・販売を事業化する2つがあり、前者の例として、日立製作所、トヨタ自動車、パナソニック、富士通、昭和電工、三菱化学などがあり、後者の例として東芝、アイリスオーヤマ、会津富士加工などがあるそうだ。参入に当っては、多くの製造業は農業コンサルタントや農業法人と協業したり連携したりするそうだ。また、今後、食糧需要が増大する海外市場は国内市場以上に強化すべき対象であり、先行する企業は既に取り組みを始めているそうだ。 ⇒ http://techon.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20140821/371860/(2014/12/18までは誰でも閲覧できる)
インダストリアル農業は製造業にビジネスチャンスをもたらすのみならず、農業の活性化にもつながることであろう。


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