というスニーカーにジーンズなど定番商品を好んで着るファッションがニューヨークの若者たちに広がっているそうだ。「ノームコア(Normcore)」とはNormalとHardcoreを組み合わせた造語で、「究極の普通」という意味。NYのトレンド調査会社「K-ホール」が「集団で目立つより、集団になじむことを優先する姿勢」を指して作った言葉という。短い流行サイクルに合わせ、使い捨てのように洋服を浪費することに、嫌気を感じ始め、質の高さや環境への影響などにより価値を置いている表れと言えるようだ。米メディアが取り上げると、米カジュアルブランドも反応し、ギャップは今秋の販促キャンペーンは「普通を着よう」と銘打ち、米リーバイスは今秋、定番のジーンズ「501」を前面に出した展開を始めたそうだ。国内でもノームコアを意識した動きは出つつあるが、浸透はこれからという。 ⇒ 11/30読売新聞
衣食住の身近なところから浪費を止めることは地球環境保全に役立つ動きと言えよう。