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CO2排出、あと30年で限界

2014-11-03 | つぶやき

2日に公表されたIPCC統合報告書によると、今世紀末までの気温上昇を産業革命前に比べて「2度未満」に抑えるためには、CO2の累積排出量を2兆9000億トンに抑える必要があり、既に1兆9000億トンを排出済みのため、残りの許容量は1兆トンしかなく、これは現状の排出量だと約30年分に相当するそうだ。この内容は12/1からペルーで開催されるCOP20で報告されるそうだ。●「2度目標」達成の道筋として、IPCCは、CO2排出量を2050年までに10年比で40~70%削減し、今世紀末にはゼロか、CO2回収・貯留技術でマイナスにするシナリオを提示し、その実現には、再生可能エネルギーなどの低炭素エネルギーの割合を3~4倍に増やす必要があるとしたそうだ。また、2030年までに十分な対策が行われないと、その後の対策に必要な費用は約1.4倍に増えるとしたそうだ。尚、現在運用中のCO2回収・貯留施設の回収量は、先行する米国やカナダなどでも年間2500万トン程度に留まるそうだ。 ⇒ 11/3読売新聞
日本もCO2回収・貯留技術の開発を進めている筈だが、火力発電と組み合わせて、火力発電を低炭素エネルギー化する技術を実用化できないのだろうか? また、減少しつつある森林を逆に増やしていくことや、現在注目を集めているミドリムシなどを利用して、光合成によるCO2吸収作用をもっと積極的に活用していく必要があるのではないだろうか。
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